義姉の実家として、盆暮れの贈答品や冠婚葬祭の付き合いはずーっとありましたが、もっぱら私が運転してこちらから出向くことが多かったです。人寄せがあっても、義兄が運転しなければならないのでお酒の付き合いは減っていきました。
というわけで、時系列は飛んで、今年の義兄のお葬式です。
実質的に二人暮らしだった義姉夫婦です。義兄を失った義姉はさぞ心細かったろうと思います。それでも葬儀の際には喪主(名義的には姪1が務めました)ですから、棺の先頭に立たなければいけません。棺をまさに霊柩車に乗せようとする直前に義姉は「お手洗いに行きたい」と声を挙げました。誰しもが「ちょっと待て」と感じたことと思います。
その時私は「私も行きます」と言って、義姉とトイレに同行しました。この先義姉を守る必要があるな、と思った瞬間でした。実家の母を亡くしたばかりだった私は、義姉が一人暮らしを続けるのは到底無理だと感じていました。
「ヨメの在所」というのは、家父長制を裏で支えた女系の血縁です。義姉と私は血縁ではありませんが、夫の姉ということは「二親等姻族」です。
夫はなんだかこれで親戚づきあいがなくなってしまうように考えている節がありますが、残された姪1甥1は私にとって「三親等姻族」です。アジア的大家族を思うこの頃です。(終わり)
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