「防災・減災カレッジ」の受講が修了しました。来年の「防災士」の試験に向けて受験勉強を始めます。
ところで、「足助シャングリラ計画」というのは、私も「シャングリラ委員」だったことがありますが、豊田市に合併して自然消滅したと思っていました。どうやら発表会は続いていたようですね。まだ関係者がいらっしゃったら、ぜひお近づきになりたいです。
足助に限らず、地域の問題を「コンサルタント会社」に相談する公共団体が多いようです。本来ならば、議会等で審議すべきところを、議員の勉強不足とか怠慢とか言われても仕方のないことです。
このブログでも、小さな提案をいくつか書いてきましたが、「防災」という観点から少しまとめて見たいと思います。
日本の国土の成り立ちから、自然災害は免れ得ません。土地のことを一番知っているのはその土地の高齢者です。我が家の近くにも造成された住宅地がありますが、亡くなったおじいさんが言っていたのは「池を埋めた土地はゆるい」ということです。「ハザードマップ」が示すのは測定済みの場所ですので、過去の経験を語るものではありません。こういうのは、小学生の「総合の授業」かなんかで取り上げるのが一番実になるのではないでしょうか。子どもは地図の見方と歴史を一度に学んで、高齢者は生きがいを得るわけです。
そういう機会に、地域のお祭り的なイベントを催して「炊き出し」や「避難訓練」を行えば一石二鳥どころか三鳥、四鳥です。健康診断なんかも一緒にできるかも?です。
避難所での暮らしを体験する「避難所キャンプ」はどうでしょう?アウトドア派の皆さんが活躍されることと思います。
食べるものは、土地でとれたものがいいですね。足助の田畑は小さくて機械化がしにくいですが、子どもが体験的に耕すにはちょうどいい広さです。足助では「塩」も流通していましたから、野菜を塩で煮込んで味噌をつけて食べるというワイルドな食事はいかがですか?醤油や酢は「醸造」という理科の実験で手に入ります。
こんなジャパニーズなフェスティバルにはインバウンドの観光客も大勢来るでしょう。宿泊業や通訳業が必要になります。当然ですが、ITインフラは必須です。
防災には、高齢者や障碍者、小さな赤ちゃんのいる人やもちろん妊婦さんの存在も忘れてはいけません。
避難訓練も「1日コース」「1週間コース」「長期滞在コース」等設けたら、ほとんど観光業です。
posted by nora_asuke at 17:25|
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