少子高齢化はもはや世界的な潮流で、日本だけが焦っているわけにもいかないのですが、「若いファミリーを田舎に住ませよう」という地域おこしの潮流があります。私自身田舎暮らしの悲喜こもごもを綴ってきましたが、「嫁いできたヨメ」は移住者にはカウントされないということに今更ながら気づきました。
北海道出身のヨメが甚だ異質らしいというのは、結婚した頃から感じていました。その頃、農家の跡取りのためにフィリピンからヨメをもらうということが増えていましたから、おじいさんやおばあさんの気持ちとしてはそれに近いものがあったでしょう。
私としては、小学校を卒業するころから「田舎に住みたい」と口にしていました。北海道にいたもっと幼いころには「町に住みたい」と駄々をこねていたのですが、名古屋の狭い住居より田舎の広々した住まいの方が望ましいと考えを改めたわけです。また、そのために教員免許を取ったと言っても過言ではないです。
コロナ禍で「地方に住んでITでお仕事」みたいな生活にあこがれを持つ人もあるでしょう。
この本は、紙の本を購入して読みました。足助よりもより一層少子高齢化の激しい北海道にお住いの皆さんにも思いを馳せながら読了しました。
住む場所は簡単には変えられないですが、住処を変えずに政治を変えるという方法もあります。
というわけで、今日もアンケートのURLを貼っておきます。