2025年06月13日

岩瀬文庫と中山道広重美術館

今週末が西尾市の市長選挙と市議会議員選挙です。「選挙ドットコム」さんは、国政から地方選挙まで網羅しているサイトです。日本共産党から出馬している前田修さんの記事はこちら。
というわけで、西尾に出かける機会が増えているのですが、西尾には「岩瀬文庫」という、古書を集めた図書館があります。図書館なので利用は無料で、ロビーでは抹茶が200円でサービスされています。
もっか、大河ドラマ「べらぼう」とのタイアップ企画展示が行われています。
もうひとつ、岐阜県恵那市にある「中山道広重美術館」でも「べらぼう」とのタイアップ企画があります。こちらも高校生は無料なので、先日留学生と行ってきました。
浮世絵と出版文化が江戸時代の「花」であることには同意いたしますが、遊女とか女郎とか花魁とかを語る時、ジェンダー論的な視点を欠かさないようにお願いいたします。
posted by nora_asuke at 10:21| Comment(0) | #ジェンダー

2025年03月01日

ヨメは移住者か

少子高齢化はもはや世界的な潮流で、日本だけが焦っているわけにもいかないのですが、「若いファミリーを田舎に住ませよう」という地域おこしの潮流があります。私自身田舎暮らしの悲喜こもごもを綴ってきましたが、「嫁いできたヨメ」は移住者にはカウントされないということに今更ながら気づきました。
北海道出身のヨメが甚だ異質らしいというのは、結婚した頃から感じていました。その頃、農家の跡取りのためにフィリピンからヨメをもらうということが増えていましたから、おじいさんやおばあさんの気持ちとしてはそれに近いものがあったでしょう。
私としては、小学校を卒業するころから「田舎に住みたい」と口にしていました。北海道にいたもっと幼いころには「町に住みたい」と駄々をこねていたのですが、名古屋の狭い住居より田舎の広々した住まいの方が望ましいと考えを改めたわけです。また、そのために教員免許を取ったと言っても過言ではないです。
コロナ禍で「地方に住んでITでお仕事」みたいな生活にあこがれを持つ人もあるでしょう。
この本は、紙の本を購入して読みました。足助よりもより一層少子高齢化の激しい北海道にお住いの皆さんにも思いを馳せながら読了しました。
住む場所は簡単には変えられないですが、住処を変えずに政治を変えるという方法もあります。

というわけで、今日もアンケートのURLを貼っておきます。
posted by nora_asuke at 15:18| Comment(0) | #ジェンダー

2025年01月19日

平賀源内

先週から「べらぼう」に平賀源内先生ご登場です。という私は、まだ今年になってちゃんと放送されている大河を見ていないのですが。
平賀源内と言えば「天下御免」です。NHKで放送された幻のドラマです。放送されたビデオが残っていないらしく、再放送にも配信にもなっていません。私は平賀源内に憧れて「自由業」を目指したくらいです。(2011年に「自由業」というタイトルで記事があります)。平賀源内が獄死を遂げたという話を大人になって聞いて、「そんな馬鹿な」と思いました。
「天下御免」があっぱれな痛快時代劇だったのに対し、「べらぼう」は吉原遊郭を正面から描いて刺激的です。以前、田中優子先生の「遊郭と日本人」という本を読んで、確か「遊郭は二度と地上に存在させてはいけない」くらいの勢いで「負の歴史」を強調されていました。
その田中先生が「べらぼう」にもかかわっているらしい。
まだまだドラマは始まったばかりです。
文化と貨幣価値のせめぎあいを見届けたいと思います。
posted by nora_asuke at 20:29| Comment(0) | #ジェンダー