新しいオフィスにエアコンを取りつける前に寒くなってきました。雪が降るほどではないですが、暖房が必要です。というわけで、まだ片付いていない部屋の隅にホットカーペットを敷きました。
おばあさんが施設に入居して、私が茶の間にいる時間が増えました。例年なら、台所に石油ストーブを出すのですが、茶の間を自由に使えるようになったので台所に避難する必要がなくなりました。ストーブで煮炊きしながら読書する、というのは、いわば、ヨメの避難行動でした。おばあさんがいないので、煮物を作る必要もなければ需要もありません。茶の間のエアコンは、朝、タイマーで起動させるので、私が起きだす前に適温に温まっています。
おばあさんがいないことを極楽のように書いてはいけませんが、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れるとか、新しい炊飯器を「カタログギフト」で手に入れたりとか、おばあさんがいた頃にはいちいち神経をすり減らしていたものです。
そういえば、子どもが生まれてから「石油ファンヒーター」を使っていたのですが、「風が苦になる」と言われ続けましたっけ。「石油ストーブ」を使うこと自体、おばあさんの機嫌取りだったかもしれません。