今から32年前、旭丘高校の生徒だった服部剛丈君がハロウィーンに撃たれて亡くなったというのは、当時かなり衝撃のニュースでした。
その頃まさに英語を勉強し始めていた私は、キリスト教会でギヴァン先生を相手に通じない英語でもどかしい会話をしていました。ギヴァン先生というのは、ダビデソン先生がスェーデンに帰国された後に、週1回足助まで英語を教えに来てくれていたアメリカ人です。ギヴァン先生も故郷で起きた事件に心を痛めている様子でした。
その後、剛丈君のご両親が米国での銃規制を求めて活動されているというニュースはおぼろげに知っていましたが、昨年旭丘高校で実際にお目にかかる機会がありました。剛丈君はAFS派遣でアメリカに留学していたのです。ご両親は「YOSHI基金」を創設して、毎年アメリカからの留学生を招いています。そして旭丘高校の生徒と留学生との交流会が毎年開催されています。
こんな得難い機会があったのに、昨年はおばあさん(姑)が亡くなるというもっと大きな出来事があって書き損ねていました。
12月に予定されていた旭丘高校での「YOSHIの会」に、私は留学生をマイカーに乗せて連れていくという任務を負っていました。おばあさんが入院して、行けなくなるかもしれない、どうしよう、こうしよう、と、思案しているうちにお葬式まで終わって、仕事は1週間休むことにしてあったので、無事任務遂行できたというとんでもない結末だったのでした。
今年は留学生を連れていく仕事はないのですが、日本に来ている留学生たちに、日本は平和な国だと改めて感じてもらう機会でもあります。
posted by nora_asuke at 21:51|
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