2020年03月25日

CT検査

癌の手術から3年目のCT検査を受けてきました。
時節柄、いつもは人であふれる病院が比較的すいていました。10時半の予約でしたが10時には検査が終わって、病院内にある喫茶店でモーニングセットを食べてきました。ホットコーヒーを30分で飲み干せるようになったのは、かなり症状が改善された証拠です。トーストとサラダは完食しましたが、茹で卵は持ち帰りました。
先日読んだ養老孟司先生の著書に「自分はがん検診は受けない」と書かれてありましたが、私は毎年検診を受けてきたおかげで命拾いしたと素直に思っています。人間ドックには保険が適用されないので、毎年3~4万円ほども費やしたのですが、がん保険にも加入していましたので収支はトントンです。
それにしてもCT検査にはお金がかかります。保険適用でも1万円近いです。検査を受けながら「この大きな精密機械を作るには相当熟練の技が必要だろう」なんてことを考えていました。
日本ではこんな先進的な医療を受けることが当たり前のことになっています。少し前まで「癌=死ぬ病気」と思われていたのが「切れば治る」病気という認識に変わりました。「予防的に切る」人まで現れています。
医療の進歩で今後とも寿命は延びるでしょう。「余生」という言い方は60〜70歳で人生を区切る言い方です。90~100歳まで生きることが普通になった時(すでにそうなっているようにも思えますが)、介護されるだけの人生で終わりたくはないです。
posted by nora_asuke at 16:39| Comment(0) | #胃癌

2020年02月15日

術前・術後

3年前の昨日、成田空港で娘を見送ったのでした。すでに胃癌の手術を受けることが決まっており、娘はいくらかは母を心配していただろうと思います。
2017年3月に胃癌の手術を受けて、私の人生が劇的に変わったように思います。術後長く入院して、家族知り合いを心配させてしまいましたが、私としては手術後の方が圧倒的にハッピーです。塞翁が馬とはまさにこのことでしょう。
日本の医療技術が高くて、胃を摘出することには少しも不安はありませんでした。むしろダイエットを期待していたくらいです。ただ、その頃に書いた自分のブログを読むと、それなりにおろおろしていたことがわかります。
私が手術を受ける前と後で、IT技術が目覚ましく進歩を遂げていたのは、偶然なのか天の采配というのか、とにかく、私個人の事情と世界的な出来事がリンクしていて、いろいろな物事を読んだり聞いたりするときに「これは私が手術前のことだな」「後のことだな」という基準で時系列を整理することができます。昔から歴史の年号を暗記することが不得手で、日本史と世界史、あるいは中国の歴史との相関関係など全く把握できていませんでした。それを、近年の米中関係など際立ってますが、トランプ大統領が当選したのが手術前で、今年再選が取りざたされている、というように自分の身の上に置き換えてとらえられます。
私にとって2017年と言うのが、紀元0年(存在しない年号です)のような役割なのです。
そのようにとらえると、中国が尖閣諸島にちょっかいを出すようになったこととか、ロシアがアメリカ選挙に関与したとかしないとか、私が病院のベッドで眠っている間に大きく世界が動いたことが手に取るように実感できます。
昨年Yahoo!ブログが閉鎖になり、たくさんの記事が廃れてしまったのではないかと、見知らぬ同士の無念さを思っています。
posted by nora_asuke at 12:32| Comment(0) | #胃癌

2020年02月02日

ラーメン屋さん

昨日はウインクあいちで、「私たちは何も知らない」のお芝居を観てきました。JAFの優待サービスでチケットをゲットした、青鞜社を舞台にしたものです。会場に脚本を書かれた永井愛さんがいらして、著書にサインを頂いてきました。
昨年「原始女性は太陽であった」を読了していた私には、らいてうを巡る人々がかなり面白おかしく描かれていたと思いましたが、帰り道に聞いたつぶやきはやはり「難しかった」ようです。
会場内が飲食できないことは予想できたので、地下鉄に乗る前、本郷駅の駐車場でバナナを1本食べました。
ひょっとして、午後8時を過ぎると名古屋の地下街は閉店してしまうかもしれないと考えたので、菓子パンをひとつバッグに忍ばせてはいたのですが、終演後地下に降りると、券売機で前払いでお金を払うラーメン屋さんがありました。お芝居の後のラーメンて、通みたいいいじゃない?というノリで、1番安いラーメンのチケットを購入し、カウンターのみの座席につきました。注文時に「少な目でお願いします」と言い添えたところ、目の前で麺を茹でていたシェフに「3分の2? 半分?」と尋ねられたので、「半分で」とお願いしました。
煮干しでとっただしが売りのそのラーメンは、ものの3分ほどで出来上がり、ナルトと焼きのりの乗ったいわゆるラーメンを本当に何年かぶりに食べました。
スープを飲み干すことはできませんが、大食い番組で「完食」と認定されるくらいまで食べきって店を出て、夜の地下鉄に乗りました。いつも通る電車ではあるものの、高校時代に毎日乗り降りした駅を通る時、「ああ、私も新しい女の末裔であったことだなあ」と来し方をしみじみ思ったのでした。
posted by nora_asuke at 23:01| Comment(0) | #胃癌