2019年09月09日

名画座

映画を意識してみるようになったのは、「シナリオライターになろう」と決めてからですので、どちらかというと義務感で見ている感じです。それでも30年ほども見続けてきましたので、このブログでもいくつか映画評を載せています。
(さくらインターネットに移ってから新しく「カテゴリー」を自分で設定するようになったため、昔の記事は全て「無題」に分類されています。)
どたばたした夏でしたが、「天気の子」「新聞記者」「おっさんずラブ」他にもいくつか見ました。北川悦吏子さん推薦のドラマ「おっさんずラブ」は深夜放送でしたのでテレビ版はみていませんが、映画もかなり良かったです。
先週、シネマテークといういわゆる名画座で「ディリリとパリの時間旅行」というフランスのアニメを見てきました。そのもう1週間前に、台風が近づいているので行くのを諦めた映画です。台風も理由の一つでしたが、せっかくフランスのアニメなのに吹き替え上映しかなかったのももう一つの理由です。先週見たのは、字幕フランス語音声でした。
おすすめ映画であるのはもちろんなのですが、実はシネマテークへ行ったのは今回が初めてで、駐車場は近隣にたくさんあり、停める時には楽勝でしたが、帰りに駐車場がわからなくなるというトンデモ事態に陥りました。こういう時に頼りたいGPS機能ですが、タブレットを新しくしてからWIFIのないところでは電源を落としているものですからあてになりません。近所の人に尋ねながら、自分でもどんどん離れていくような不安に駆られていた時、パトカーが1台通りかかりました。親切なお巡りさんは地図を広げながら「1度シネマテークまで戻りましょう」と、後部座席のドアを開けてくださったのでした。
え!? パトカーに乗れって言うこと? ためらいがなかったわけではありませんが、こちらの名前を訊かれることもなく親切で言ってくださっているのですから、ええいままよ、と乗り込んだのでした。
目指す駐車場はすぐに見つかり、おまわりさんに「ちゃんと車両を確認してください」と言われましたが、おまわりさんが車のナンバーを確かめたわけでもなく、まあ、単に親切な行為だったと感謝して、無事に帰宅したのでした。
posted by nora_asuke at 12:57| Comment(0) | 映画