2021年10月01日

勝手にシスターフッド

ブレイディみかこさんを知ったのは、テレビで鴻上尚史さんと対談されていたのを見たのがきっかけです。(昨年3月のEテレ「SWITCHインタビュー」だったようです)。その時に「ぼくはイエローでホワイト、ちょっとブルー」を図書館に予約しました。ちょうどコロナで図書館まで休業したりなんかして、結局買って読んだのですが、非常に内容がよくて、知り合いにもお薦めしまくりました。その結果、今私が買った本がどなたのところにあるのか把握できていません。
先日「ぼくはイエロー」とほぼ同じ時期に書かれた「ワイルドサイドをほっつき歩け」がほぼ1年待ちで図書館から届き、例によってピンクのスリットが挟まっていたので、三日で読み終えて返却しましたが、これがまた実にいい。私の予約リストは常に満杯なので、今日10月になるのを待って図書館にブレイディさんの本を5冊まとめて予約しました。
「Sisterhood」という言葉が最近「女性の連帯」みたいな意味で使われているようです。「シスターフッド」という映画もあるらしいですね。
ブレイディさんに面識があるわけでもないので向こうは迷惑かもしれませんが、ブレイディさんが私より昔からブログ「THE BRADY BOLG」を綴られていたことを知り、非常に親近感を抱いたわけです。
向こうがUKの庶民を描くなら、私は足助のリアルを描きます。ともに地に足のついた文章を書くことでシスターフッドを築くことができればいいな、と思っています。
posted by nora_asuke at 11:33| Comment(0) | #読書

2021年09月30日

司書はいません

今朝いつものように石野交流館に寄ると、私と同年配か少しお姉さまくらいの女性が「俳句の本はありますか?」と係りの方に尋ねてこられました。私は中央図書館から借りているのですが、石野交流館自体の蔵書は多くはないです。我が家の方が多いくらいと言って過言ではないです。
それでも1冊か2冊くらいあるだろうとは思ったものの、「俳句」という手掛かりだけで本を借りるのも大変だろうと思われたので、通りがかりのものですが、と前置きして「俳句をなさるのですか?」と尋ねたところ、やったことはないが興味があるのだとおっしゃられました。その間、石野交流館の職員の方は備え付けのパソコンで「俳句」と検索をかけていました。
今、私のパソコンから同じことをすると5500冊ほどの蔵書がありました。専門の司書さんがいらっしゃれば適切なアドバイスも可能でしょうが、係りの方よりは私の方が知識があると思われましたので「『夏井いつき』、で検索するといいですよ」とお節介を焼いて車に戻りました。
豊田市の図書館に限らず、全国の公共施設で民間業者への委託が進んでいます。「図書館司書」というのは読書好きの人間には憧れの職業ですが、検索機能の充実であまり必要がないように言われます。
福井県立図書館の「覚え間違いタイトル集」が話題になっているようです。
洒落になる間違いとならない間違いがあります。「日本学術会議任命拒否」はスガ総理が勘違いしただけのような気がします。自民党内での決着はついたようですが、何一つ事態はよくなっていません。
posted by nora_asuke at 11:33| Comment(0) | #読書

2021年09月14日

国民の叔母

清水ミチコさんの「私のテレビ日記」を読みました。清水ミチコさんのYouTubeはフォローしていますが、著書を読むのは初めてです。著書のもとになった「TV bros」は2020年の4月で定期刊行を終了し、清水さんの連載も同時に終了したそうです。
清水さんが初めて「笑っていいとも!」に出演なさった日を覚えています。ラジオDJ風にタモリさんと掛け合うのがとてもツボにはまり毎週楽しみに見ていたのですが、「産休に入る」と言って画面から一度消えました。同じころに私も息子が生まれたものですからてっきり男のお子さんだと思い込んでいたのですが、お嬢さんでいらしたようです。昭和のラスト世代ですね。
私がこのブログを「足助のおばさん日記」としてスタートさせたのが2006年ですが、清水さんはいつから「国民の叔母」を名乗られるようになったのでしょう。自称じゃなくて、誰かが名付けられたのでしょうか。「伯母」ではないところに若干のご謙遜を込められたかと思います。ちなみに私の「おばさん」は漢字にすると「小母さん」の意味で、血縁関係なく用いられる言葉です。
私が子どもだった頃には二十歳を過ぎたらすでに「おばさん」のイメージでした。実際、会社勤めの女性は25歳が定年というところも多かったです。「嫁に行くのが遅れるから女子に4大は必要ない」と、まじめに言われたものです。
清水さんの芸風そのままの文章でつづられる芸能界の内側は大変興味深く、不倫騒動なども芸能レポーターの取り上げ方とは全く異なっていました。ただ、結婚制度は「一夫多妻制から一夫一婦制に」移ったわけではなく、「対偶婚」と呼ばれる時代がありました。「逆」「裏」「対偶」の「対偶」です。
その時代には「伯母」も「叔母」も「母」と同じ存在だったはずです。
posted by nora_asuke at 17:03| Comment(0) | #読書