豊田市中央図書館で予約した本を「石野支所」で受けとります。「石野交流館」と同じ場所です。図書館の分館も兼ねています。我が家から豊田市内へ向かうときには「足助交流館」よりも便利です。
多分赤旗をデジタルで読むようになったころから「書評を読む」→「中央図書館に予約」→「石野支所で受けとる」というのは私の日常風景になりました。週に2〜3度石野支所には立ち寄りますので、係りの方も私の名まえを覚えてくださったようです。昨日も「また来ましたね」くらいの対応でした。
ところがそこに夫がいたのです。夫は「豊田市の図書館を考える会」の会員なんですが、実は図書館を利用したことがありません。昨日ようやく重い腰を上げて利用者カードを作ろうと思い立ったそうです。
夫は、私のいない時間を見計らったようですが、いかんせん、私は常連ですので、遭遇する確率は高いです。昨日会わなくてもいつか出会ったはずです。
夫はもっともらしく書架を眺めていましたが、夫の読みたかったのは「谷崎潤一郎」の解説の有名な研究らしかったですが、それを図書館の「蔵書検索」(豊田市中央図書館の簡易的なコンピューター)で探すのは至難の業です。「細雪」を検索しただけでも100冊以上の書籍がヒットしました。その中におそらく「谷崎潤一郎」著の「細雪」がありそうだということを確かめて、昨日は終わりました。(よくわからない本をとりあえず1冊借りたようです)。
「蔵書検索」は、ATMの画面とよく似た作りでした。パソコンやスマホじゃなくてもインターネットの利用場面というものはあるのだな、と、私にとっても発見になる1日でした。