2025年01月31日

告知 愛知県連句協会総会・実作会

コロナに見舞われてから「あつたの杜連句まつり」と兼ねて開催してきた「愛知県連句協会総会」を下記の日程で開催します。

今年は年初に「総会」、夏ごろに「あつたの杜連句まつり」の開催を考えています。

会員の皆様、そして「歳旦帳」に句をお寄せいただいた皆様、どうぞご参加ください。

なお、2025年度会費として2000円を承りたく存じます。

よろしくお願いいたします。

             記

日時:2月22日(土)13:00〜13:30 総会(昼食を済ませてお集まりください)

          13:30〜16:00 実作会

場所:イーブルなごや(女性会館) 第1研修室


公共機関でのアクセス

  • 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3
  • 市バス 金山26系統 または 昭和巡回系統「大井町」バス停前

駐車場

  • 駐車台数 49台(身体障害者用2台含む)
  • 駐車料金 30分以上1300円(30分以内無料)
posted by nora_asuke at 18:10| Comment(0) | #俳句、川柳

2024年11月22日

相国寺展

今日、愛知県美術館で開催中の「相国寺展」に行ってきました。
夫とお友達は前後期とも、私は後期のみでしたが、出品数に圧倒される雰囲気でした。
人込みの中私が気になったのは「後水尾天皇」の「和漢連句」です。展示品は、発句と脇句の二行しかありませんでしたが、「連句」というからには続きがあるはずです。気になる私は検索をかけて見ました。
すると「宮内庁公文書館 図書寮文庫」デジタルアーカイブに「和漢聯句」としてちゃんと見つかったのです。すごいぞGoogle。
「閲覧申請」を書いて申し込めばネット上で見られるのかと思ったら、どうやら宮内庁まで出向く必要がありそうです。そこまでの余力はないですが、「サンプル」に記された「宮内太郎」という名前が、お世話になった「宮下太郎」先生のお名前と酷似しているのがなんだか運命を感じるのでした。

posted by nora_asuke at 18:01| Comment(0) | #俳句、川柳

2024年11月18日

和漢連句ワークショップ

今年の国民文化祭の文部科学大臣賞が、和漢連句の短歌行「実朝忌」の巻でした。10月29日にごく短く記しましたが、連衆のお名前に「石上遥夢」さんのお名前を見つけました。リモート連句をご一緒したのが最初でしたのに、和漢の句を詠まれるようになるとは長足の進歩と申し上げては失礼ですね。
10月29日にも書きましたが、昔「和漢連句」のレクチャーを受けたときの資料が出てきました。2012年の徳島での国民文化祭です。この年は6つのワークショップに分かれて実作を交えた講義があり、私は赤田玖實子先生の「和漢・漢和連句」のグループに参加したのでした。今見ると、赤田先生をはじめお亡くなりになった先輩方の名まえが多数あります。実作で巻いた半歌仙も出てきました。
この頃私は中国語の勉強をしていて、「和漢連句」の「平仄」がネイティブ中国語と一致していないので、学ぶ価値なし、と不遜な感想を抱いていました。12年を経て赤田先生のお書きになったものを読むと、「聯句」(中国での連句)の始まりは紀元前で、後世の煩雑な平仄や韻の約束事ができる前だった、とあります。赤田先生がご存命だったら伏してお詫び申し上げるところです。
posted by nora_asuke at 09:37| Comment(0) | #俳句、川柳