2019年09月04日

娘からのLINE

ようやく独自ドメインでのブログにたどり着いたようです。
実家の母が入院してひと月になり、そろそろ退院しなければいけないので、そのための情報収集やら施設見学やら少しくたびれモードでしたが、さっき開いたLINEに娘から「プリンスエドワード島で、『赤毛のアン』の初版本にお母さん宛にサインをもらった」というとても嬉しい写真が添付されてきました。(娘はボストンを拠点に、観光を楽しんます)。
「赤毛のアン」と言うと、すでにアニメになったものを思い浮かべる方も多いでしょう。最近高畑勲監督のエッセイを読んだ話を書きましたが、高畑監督が英語でしゃべりまくるアンの口元をどう表現するかについて非常に苦心したことが綴られていました。日本語をしゃべる時と英語をしゃべる時では口の形が違うそうです。日本語はおおむね3パターンの口の形で全ての会話を表現できるので、例の「口だけ動かすアニメ」が可能になり、量産される結果になったそうです。
娘からの連絡はもっぱらLINEで、「無料」という大変ありがたい面はあるものの、タイムラグが生じるので今回私が頭を悩ませていた「母の入院」のいきさつはほとんど娘と話していません。まあ、話したところでアメリカにいる娘にできることは何もないのですが、ちょっと話したいときに「娘」というのはやはり気安い存在です。
遠くにいて時々LINEをくれる娘と、近くにいて直接母を病院まで運んでくれた息子。どちらもできすぎた娘息子であると、実感しています。
posted by nora_asuke at 14:51| Comment(0) | 日記