2024年07月10日

トルコチームの来日 5

トルコチームが来日中の土曜日は所属する英語俳句の例会のある日でした。大垣で開催される例会に、毎度出席しているわけでもないのですが、この日はほぼ永久に母国(アメリカ)に帰国されるメンバーが最後の参加になる日でしたので、どうしても出席したかったのです。幸い、トルコチームは「それぞれのファミリーと過ごす1日」となっていて、そちらに支障はなかったです。
さて、英語俳句でご一緒していたキムさんとは、かれこれ10年来のお付き合いです。何か特別な思い出になるものを、と考えて、実家の母のタンスから和装小物や髪留めをいくつか持ちだしました。母からは、いずれ私が所有ないし処分することを託されていたものです。キムさんは私が「These are presents from my mother.」と持ち込んだ品々をとても喜んでくれました。
母のタンスは着られなくなった着物でいっぱいです。日本舞踊のステージ衣装でしたので、私が着るにしては派手過ぎる品ぞろえです。これをトルコチームにもプレゼントしたら喜ばれるのでは、と思いつきました。母の持ち物の中から「帯揚げ」と「帯締め」をセットにしたものを6つ用意して、その翌日開催されたパーティーに持ち込みました。案の定トルコチームの全員が大喜びしてくれました。「帯揚げ」「帯締め」と言ってもわかりにくいですが、この日は和服で会場に現れた日本チームのメンバーがあり、非常にありがたかったです。
この日のパーティーは、トルコに行ったメンバー以外にも広く参加者があり、最後に鵜飼を楽しむ予定でした。残念ながら前日の大雨で川の水が増水して鵜飼は諦めたのですが、国宝犬山城を見学した後「有楽苑」でお抹茶をいただきました。私も勘違いしていましたが、一般の人がお抹茶をいただくのは国宝茶室「如庵」ではありません。私たちが入ったのは「元庵」ですが、それはそれで素晴らしいお茶室でした。
ところで、大垣の英語俳句の例会では、5月に私がトルコから送った作品に素敵な絵を添えたものをいただきました。毎回俳句のメンバーのミヤコさんが全員の俳句に俳画を添える、という趣向です。過去の作品も全てファイルしてあります。今回はちょうどタイミングが良かったので、「AFS conecct the world」という作品の俳画をトルコチームのひとりに差し上げました。「マッチャ チャイ」と聞いて英語俳句を案じ始めたのにはそんな背景もあったのです。ちなみにできたのはこんな作品。
matcha chai tastes bitter
it's made for 
eat with sweet wagashi.      Juon
日本語にするのは、次回の英語俳句までの宿題です。(続く)
posted by nora_asuke at 17:19| Comment(0) | #語学
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