2024年06月18日

水 in トルコ

海外旅行の際、行き先がどこでもまず「水」の心配をするのではないでしょうか。蛇口から出る水をそのまま飲んでも大丈夫な日本は、世界でもまれな国です。トルコでも飲料水は基本的にペットボトルの水を飲むように、と、旅行アドバイスにありました。私は、セントレアのホテルでもらったペットボトルの水を頂戴して以来、結局「お金を払って水を買う」ということは一度もありませんでした。水を買わねばならないと覚悟はしていましたが、コーヒーやお茶なら持ち運べるだろうと、カラの水筒を一つスーツケースに忍ばせてはありました。まあ、使う機会がなければそれでもいい、くらいの考えで。
滞在先のシスターは、私の部屋にペットボトルの水を10本ほども用意してくれてあって、朝必要なだけ持って出るように、と言ってくれました。その他の時間にも他のメンバーやレストランで出されたりとか、ペットボトルの水は不自由なく補充されました。胃の小さい私は、すべてカラにするほど飲めなかったので、思いついて持参した水筒に残った水を入れて持ち歩きました。衛生的には問題ありません。はるばる持参した甲斐があったわけです。
じきに、シスターが自宅では浄水器を通した水道水を飲んでいることに気が付きました。それでは私もそのろ過した水を飲んでも大丈夫ではないか、と考えました。基本的にペットボトルはエコではありませんので。
シスターは笑って、「この浄水器は二重にろ過しているのだ。蛇口にろ過器が取り付けてあって、さらに冷蔵庫に入れる際にろ過している」と、私の水筒持参にOKを出してくれました。ただ、「私のカラの水筒」というのが「使用済みのペットボトル」と同意に聞こえたらしく、英語でニュアンスを説明する難しさを感じました。
ところで、滞在中観光バスを利用したりして、飛行機の中で出されるような小さな水のパックが用意された時がありますが、こちらは小さな衝撃でパックから水漏れが発生して、困惑することが多々ありました。他にも、日本でも見かかるようになった給水器もあちこちにあり、それこそカラになったペットボトルにつぎ足すこともできました。
トルコ語で「水」を「su」と言います。トルコ語の表記はほぼ日本でのローマ字読みと同じです。「スイ」という音読みを当てると日本語ととても近い感じがいたします。
飲用水ではなく、トイレでは、ペーパーを水に流すことはいたしません。ご注意ください。(続く)
posted by nora_asuke at 08:57| Comment(0) | #旅行
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