今朝起きたらまだ2時でした。原則的に朝は3時までは寝るようにしてるんですが、今日はころも連句の例会で遅刻するわけにいかないので、起きることにしました。家族に気づかれないようにしたつもりなんですが、夫が心配して覗きに来ました。今日は短時間ですが熟睡感があるので多分大丈夫だと思います。
今年青鞜100年なのは折に触れ書いてきましたが、今月の新婦人しんぶんでは与謝野晶子について書かれてました。
どうも私はらいてうを身びいきするあまり与謝野晶子を悪者にしてきましたが、晶子は晶子で「国策による、軍事のための子育て応援は好ましくない」という意見だったようです。確かに、一連の与謝野晶子作品を読むと反戦の姿勢が貫かれています。それもまた女の直感だったと言うと言いすぎでしょうか。
それに対してらいてうは、子育てには公の補助が不可欠であると主張しており、結果として新婦人しんぶんの記事は「今に課題を残す論争である」としています。
私自身は子育て、特に入学前の時期は完璧に専業主婦で、ケーキも作ったし服も作ったし、理想のママさんをそして家制度の中のヨメをやって来ましたが、それはそれで得難い経験であったし、子どもに充分向き合うという意味では最高の子育てをしてきたという自負があります。しかし、その結果私は就業の機会を逃し、いくつか非正規の仕事もしましたが、収入という点ではまるっきり夫に依存する身です。
先日の、インターネット綱領講座では志位委員長が日本の女性の地位が先進国(という呼び方は実はあまり好きじゃない)の中では際立って低いことを取り上げていました。女性の雇用が守られる中で、順次出生率も上昇してきていることも付け加えられましたが、女は子どもを産んで家にいろ、という思想がまかりとおている限りは、私たち女性にとっても、生まれてくる子どもにとっても未来は暗いと言わざるを得ないでしょう。