2012年09月20日

西安へ

訪中4日目で、北京から帰国する組と西安へ向かう組に分かれました。
北京空港で、みんなそろって最後の昼食をいただき、西安行きの飛行機の方が先に出発するので、みなさんに見送られる形で、西安行きの飛行機に乗り込みました。
と書いている今は、中国での反日デモが一段落したとはいえ、よく無事に行って来られたものです。
その飛行機内で、リーダーである近藤蕉肝先生は隣り合わせた若い女性に声をかけ(アメリカ留学中の中国人だったようです)、私を加えた3人で英語で連句という試みをしました。むろん、私が理解できる程度の簡単な英語です。いや、日本語だって連句で使う言葉は決して難しくはないですよ。作品は「12調」という私の知らない式目でしたが、土台素人の方とのやり取りですから、先生も難しいことは言いません。大いに満足して西安へ到着しました。
西安では、どこへ行っても雨に見舞われるという3日間でしたが、北京ではできなかった、中国の方と連句を巻くということが実現して、蕉肝先生は、ますますご機嫌。また、一緒に連句を巻いた西安交通大学の先生(日本語の先生)の授業で、蕉肝先生が突然学生を相手に連句のレクチャーをすることになり、まあ花を添えるつもりで、私ももう1度和服でご一緒しました。
西安では、玄奘和尚の持ち帰ったというお経を収めた大雁塔に登り、空海が学んだという青龍寺で、ゼロ番札所(四国88か所の0番)のハンコをもらい、もちろん兵馬俑を見学し、お土産を買いにお茶屋さんでいろいろ味見しながらおしゃべりをして、前半の硬い連句談義からゆる〜い観光をして、帰路についたのでした。
posted by nora_asuke at 17:26| Comment(0) | #俳句、川柳
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