連句ROCK「早春賦」の巻
捌 出原樹音
1 口ずさむ母現るや早春賦 八穂 初春
2 菜の花愛ずる時は幸せ ちこ 晩春
3 遠来の客の誘いにのせられて 樹音
4 珊瑚痛かろブロック投入 八穂
5 沖縄の民の怒りを月は知る 樹音 三秋
6 異国の言葉習う秋の日 ちこ 三秋
2015年2月26日首尾
於 とよた市民活動センター
今回は、八穂さんは欠席だったんですが、事前に句をメールで送ってくれまして、いつもの半分の時間で巻きあげました。まあ、私の気が焦っていたせいもありますが。
ちこさんとは、新婦人のハングル小組でもご一緒してるんですが、いよいよ来る五月の下旬に韓国へ行くことが決まりましたので、気合を入れ直したところです。現実には「異国の言葉習う春の日」なわけですが、春は発句で出ていますので、月に合わせて秋の日、とさせていただきました。
で、この後、はるばる安城市へ出向いて、桜姫さんと言う素敵な歌舞伎好きの女性と彼女を紹介してくれた方と三人で「十二調」を巻きました。長さ的には「ROCK」の倍ですが、俳句をなさる方なので、十二調の方がいいかな、と考えました。
作品は、よそへ出さないお約束で巻きましたので、ご紹介はできませんが「写真俳句 桜姫」
http://shashin-haiku.info/node/146677 をご覧になると、素敵な写真がご覧いただけますよ。
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