2024年12月31日

今年のまとめ(2024年)

恒例になった「今年のまとめ」です。
能登大地震から始まった今年、「防災士」の資格取得に向けて動き出しました。5回の対面での授業を経て、現在レポートに取り掛かっています。
トルコへ行ったこと、そしてトルコチームを迎えたことは、実に得難い経験でした。AFSの活動としては、留学生たちと参加した「スーパーサイエンススクール」の取り組みを見学できたことも大きな経験です。「高校の情報科免許」取得の目標を抱いたのもこの経験があったからです。
もちろん、学校で教えることができたのも大きいです。
そして、これらの取り組みをこのブログを自分で読み返して、結構な分量でまとめてあるのを「なかなか面白い読み物になった」と満足しています。
「note」への転載を続けていることも寄与していますが、デジタル読み物の可能性には、ほとんど無限大の可能性を感じています。折に触れ読み返すたびに、さらに昔の記憶を掘り返しています。さくらインターネットと田中社長にも感謝したいです。
「SNS選挙」への取り組みは、全党的には緒に着いたばかりですが、今後大きく飛躍することと思っています。
昨年末に「資本論」を読み終えて、「現代の資本主義」について示唆に富む著作を読み漁りました。高齢化とケア労働を支えるカギがあるのではないかと考えています。実家の母は、本人には不本意かもしれませんが、これらの問題を実感としてとらえる重要なファクターです。娘としてだけでなく、客観的な観察者として見守っていく所存です。
今日の深夜から志位和夫議長の「新春インタビュー」が配信になります。「紅白歌合戦」の後、ご視聴ください。<(_ _)>
posted by nora_asuke at 13:01| Comment(0) | #ネットサービス

2024年12月30日

おせち、餅つき、大掃除

せわしい気分は実家の母が気がかりなことが原因で、実は取り立ててすることがありません。おせちも餅つきも大掃除もしません。
忙しかったころの年末を「備忘録」として書き出しておきます。
おせちとしておばあさん(姑)が作っていたのは「煮酢和え」「筑前煮」「昆布巻き」「きんぴら」でした。おばあさんが「すあえ」と呼ぶ「煮酢和え」が私の知っている「なます」と違っているのがそもそものカルチャーショックでした。「昆布巻き」「筑前煮」はまあ理解できましたが「きんぴら」は普段のおかずだと思っていましたので、こんなものまでおせちにカウントするなら「重箱」に詰めれば見栄えがいいだろう、と、「オレンジページ」を参考に私が重箱に詰めるおせちを始めました。紅白のかまぼこや梅型の寒天、だし巻き卵などは彩を考えて私がプラスしたものです。
大変だったのは「餅つき」です。ブログをさかのぼると、年末に私が家出を図ったりしてことも書いてあるのですが、とにかくおばあさんの意気込みが尋常ではないです。
行を改めて書きますが、「餅」をつくための「もち米」は、1年分の新米を買うときに一緒に頼みます。「うるちが10俵、もち米2俵」みたいに。新年じゃなくても、法事や新築などの行事には「餅」をつくことが定例でした。「餅」にするだけじゃなく「赤飯」や「おこわ」などを炊くときも「もち米」です。「うるち米」が古くなって触感がパサついた時には「もち米」を足すとおいしくなるそうです。
でもって、年末の餅つきに向けて入用なコメを水に浸しておきます。臼に入れる分を計ってバケツに用意します。そのバケツが7〜8個も並ぶわけです。餅をのすための平らな板やめん棒、丸めた餅を並べる専用の入れ物、あんこやきな粉の準備もあります。餅つき前は戦争前夜のようでした。
それに比べると大掃除はたいしてやりませんでした。毎年10月に「お仏事」をやるので、そちらがメインだったせいもあります。
それよりも、ついたお餅を持って親戚をまわる方が忙しかったです。「お歳暮」として1品、酒を2升、お菓子を1箱、それから野菜をどっさり積んでおじいさんの兄弟の家をまわるのでした。
そういう「経済」の回し方をしていました。
posted by nora_asuke at 13:06| Comment(0) | #家族

2024年12月29日

片輪走行の掃除機

1995年の暮、私は実家で過ごしていました。最初の発病後の自宅療養です。(2007年の過去記事「月を数える1〜12」の8回目あたりになります)。毎日ごろごろしている私に母から「掃除機くらいかけろ」と言われ、昔の掃除機を持ち出したところ、二つ付いているはずの車輪が片方しかなくて、ところがその旧式の掃除機の吸引力が強力だったことに驚いた顛末を「朝日新聞」の「ひととき」に書いたはずです。今考えると、ワープロの入力が困難だったので、原稿用紙に手書きだったかもしれません。実家に原稿用紙はたくさんありました。
クリスマス前に自宅に戻る際、迷惑をかけて申し訳ないと詫びる私に、母から「お前が戻ってきてくれて嬉しかった」と言われました。母からはもっぱら叱られることばかりだったので、不意を突かれる言葉でした。
その片輪走行の掃除機は、どうやら弟が何かの折にうっぷん晴らしに蹴っ飛ばしたらしいです。腹立ちまぎれにものを壊すことで感情が立ち直ることもあります。
posted by nora_asuke at 11:21| Comment(0) | #健康