総選挙で応援をいただいた皆さま、大変ありがとうございました。今朝の朝日新聞の川柳に「赤旗のふんどし借りて勝ち戦」(毎熊伊佐男 作)とありましたが、赤旗報道が大きな力を発揮したものの議席に及ばず悔しい思いをいたしました。
一昨日は、「第39回国民文化祭 第24回全国障碍者芸術祭・文化祭 清流の国 ぎふ文化祭 連句の祭典」でした。長々しいですが、例年参加している国文祭のぎふ県大会です。
岐阜での開催は2度目だとかで、ごくあっさりした大会が準備されるとのことでしたので、私も日帰り参加の予定でしたが、日本連句協会副会長の小池正博さんの計らいで、前日に大垣城巡りの案内がありました。大垣と言えば私にとっては第二のホームグラウンドです。大垣城も「松尾芭蕉むすびの地記念館」も訪れたことがあるので、頼まれたわけでもありませんが現地ガイドのつもりで参加いたしました。
ところが「むすびの地記念館」のビデオシアターで、暗がりの中段差を踏み外すという、皆さんが心配するほど派手な転び方をしてしまいました。その後、大垣駅まで歩く分には不都合はなかったのですが、岐阜駅でホテルを探して歩くうちに、少しまずい感じに痛み始めました。
この日は選挙最終盤の土曜日です。3年前には和歌山で選挙最終盤を迎えましたが、今年は岐阜と大垣でそれぞれ宣伝カーに出会いました。岐阜駅近くに予約した「ホテル エンディア」がなかなか見つからなかったのでちょうどパレードから戻るところだった山越選対の方に詳しく教えていただきました。(人''▽`)ありがとう☆ございました。
「ホテル エンディア」は懇親会と連句の祭典の会場になった「じゅうろくプラザ」とは正反対の名鉄駅近くにあり、歩いて10分以上もかかりました。懇親会から戻る時には翌日のぎふエリア散策はご無礼してホテルに閉じこもることしました。
翌日ホテルの朝食会場でバイキング形式のカレーがあるのを見つけ、昨年金沢でもカレーを食べたことなど思いだしていると、私と同世代くらいのヨーロッパ系のご婦人と隣り合わせました。ご婦人は、以前岐阜にお住まいだったことがあり、この日はグループを離れてお一人でいらっしゃったとのことです。ダビデソン先生を思い出したことです。
散策をあきらめたので、開会式より2時間近く早くじゅうろくプラザに戻りました。作品集をじっくり読んでいると、今年の文部科学大臣賞は「和漢連句」という珍しい形式です。受賞のあいさつの中でいきさつを伺って、そういえば私も「和漢連句」のレクチャーを受けたことを思い出しました。
実作の座は「早う咲」の座。大垣城のお堀端に新しく建立された句碑からの命名です。「短歌行 一の折」という短い形式でしたが、座で巻く楽しみはやはり格別です。
閉会式では来年度開催の五島市の皆さんに「連句協会旗」を手渡して終了。来年はゆっくり訪ねたいものだと思います。