2023年11月30日

久女のお墓

昨日、小原にある杉田久女のお墓をお参りしてきました。ころも連句研究会として、10名ほどのメンバーで訪ねたのです。
私が杉田久女を気にかけるようになったのは、上坂冬子さんのエッセイだったと思うのですが、該当する記事がありません。久女が近所の人だったという意識はかなり前から持っていて、一人で句碑を訪ねたのが2018年です。その時はお墓があることは知らなかったのですが、さすがに風流を解するお仲間の情報で、句碑よりさらに山深い場所にあるお墓を訪ね、お花を供えてお水をかえるという丁寧なお参りをしてきました。
小原エリアでは、久女を記念した俳句コンクールを行うなどそれなりに功績をたたえる活動が始まったようです。
ただ、「イエのヨメ」として葬られた久女の気持ちは嬉しかったか否か、少し疑問も抱かずにはいられないです。
posted by nora_asuke at 17:50| Comment(0) | #俳句、川柳

2023年11月27日

ちひろカレンダー

今年も「いわさきちひろカレンダー」を入荷いたしました。市販もされているし、販売元から直接買うこともできますが、新日本婦人の会で取り扱っています。
「続 窓際のトットちゃん」の表紙がちひろさんの絵ですね。
40年前に「続」じゃない方の「窓際のトットちゃん」の出版時には、すでにちひろさんは故人でしたが、アート作品の生命力は長く強いものだと改めて思います。
我が家にすでに持ってきてあります。ご連絡お待ちしています。
posted by nora_asuke at 17:42| Comment(0) | #豊田市

2023年11月26日

退院は平日

いしかわ百万石文化祭へ出発する直前に入院してしまった母が、一昨日退院しました。私にとっては連休中の金曜日が一応平日でしたので、この日をおいて他はない、ということになりました。
入院中にも、かねて治療中の「黄斑浮腫」の注射は予定通りに受けたので、「入院中の病院へ迎えに行って、眼科クリニックへ連れて行く」ということになりました。双方の病院から病院への申し送りがあったり、外出許可を取って食事を抜く手配をしたりと、相当めんどくさいことをいくつもしたように思います。おかげで視力を取り戻した母は、かなり元気です。
時々「遠距離介護」をされている方の記事を読みます。読んでいる限りでは、自宅ないし介護施設への行き来だけで、そこから通院ということまで書かれたものをお見掛けしませんが、高齢者に通院はつきものです。当然病院への付き添い等もあることでしょう。想像するだけでも大変です。
入院・退院に当たっては、書かねばならない書類もたくさんあります。薬の容量用法から始まって医学的に必要なものなのでしょうが、高齢者が理解できるかどうか怪しいです。
入院中は看護師さんが何から何までしてくれましたが、母は基本的に「自立した生活」を送らねばなりません。むごいくらいの娘でちょうどよかろうと思っています。「むごいヨメ」と言われるのも、まあ、引き受けましょう。
posted by nora_asuke at 04:00| Comment(0) | #家族