昨日、小原にある杉田久女のお墓をお参りしてきました。ころも連句研究会として、10名ほどのメンバーで訪ねたのです。
私が杉田久女を気にかけるようになったのは、上坂冬子さんのエッセイだったと思うのですが、該当する記事がありません。久女が近所の人だったという意識はかなり前から持っていて、一人で句碑を訪ねたのが2018年です。その時はお墓があることは知らなかったのですが、さすがに風流を解するお仲間の情報で、句碑よりさらに山深い場所にあるお墓を訪ね、お花を供えてお水をかえるという丁寧なお参りをしてきました。
小原エリアでは、久女を記念した俳句コンクールを行うなどそれなりに功績をたたえる活動が始まったようです。
ただ、「イエのヨメ」として葬られた久女の気持ちは嬉しかったか否か、少し疑問も抱かずにはいられないです。