2023年01月14日

母の冒険

昨日は少し暖かい一日でした。年が明けてから実家へはご無沙汰しているのですが、母が自力(と言ってもバスとタクシーとでです)で皮膚科へ行ってきた、と電話がありました。昨年暮れに、施設から実家まで一人で歩いて戻ってきたことで自信を持ったようです。その時は弟が渋滞に巻き込まれて迎えに行くのが遅くなったので、待ちきれずに歩いてきて、帰路はもちろん弟が送っていったのですが、私も弟も「こんな無茶なことは二度としないでくれ」ときつく言ってあったのでした。
そういういきさつがあったので、母は予め前の夜に「くるりんバスで行って、タクシーで帰る」と電話があったのでした。くるりんバスは日進市のコミュニティバスです。タクシー代が片道1000円ほどだったそうです。
母が最初にお世話になった施設からはくるりんバスの別の便があって、割合に自由に行ったり来たりしていました。今の施設に移ったのがちょうどコロナで一斉休校になるタイミングでした。最初は施設の送迎で「プライムツリー」まで買い物に行ったりしていたのですが、母が連れて行ってもらったのは1、2回きりでした。
故・小林カツ代さんは「買い物は猟だ」とおっしゃっていました。食べ物だけでなく、必要な物を必要なだけ手に入れるのは大脳を大いに刺激します。大脳の消費カロリーは大きいですが、ブドウ糖しか消化しません。
posted by nora_asuke at 17:51| Comment(0) | #家族