2021年09月14日

国民の叔母

清水ミチコさんの「私のテレビ日記」を読みました。清水ミチコさんのYouTubeはフォローしていますが、著書を読むのは初めてです。著書のもとになった「TV bros」は2020年の4月で定期刊行を終了し、清水さんの連載も同時に終了したそうです。
清水さんが初めて「笑っていいとも!」に出演なさった日を覚えています。ラジオDJ風にタモリさんと掛け合うのがとてもツボにはまり毎週楽しみに見ていたのですが、「産休に入る」と言って画面から一度消えました。同じころに私も息子が生まれたものですからてっきり男のお子さんだと思い込んでいたのですが、お嬢さんでいらしたようです。昭和のラスト世代ですね。
私がこのブログを「足助のおばさん日記」としてスタートさせたのが2006年ですが、清水さんはいつから「国民の叔母」を名乗られるようになったのでしょう。自称じゃなくて、誰かが名付けられたのでしょうか。「伯母」ではないところに若干のご謙遜を込められたかと思います。ちなみに私の「おばさん」は漢字にすると「小母さん」の意味で、血縁関係なく用いられる言葉です。
私が子どもだった頃には二十歳を過ぎたらすでに「おばさん」のイメージでした。実際、会社勤めの女性は25歳が定年というところも多かったです。「嫁に行くのが遅れるから女子に4大は必要ない」と、まじめに言われたものです。
清水さんの芸風そのままの文章でつづられる芸能界の内側は大変興味深く、不倫騒動なども芸能レポーターの取り上げ方とは全く異なっていました。ただ、結婚制度は「一夫多妻制から一夫一婦制に」移ったわけではなく、「対偶婚」と呼ばれる時代がありました。「逆」「裏」「対偶」の「対偶」です。
その時代には「伯母」も「叔母」も「母」と同じ存在だったはずです。
posted by nora_asuke at 17:03| Comment(0) | #読書