2021年05月31日

生理の貧困

5月28日は「世界月経デー」だったそうです。2014年から始まったばかりなので、まだまだ認知度は低いと思います。
コロナで困窮している女性たちに無料で生理用品を配布する活動が大きく広がっています。豊田市でも男女共同参画センター「キラッ☆とよた」で個数限定で取り組んだものの、わざわざそのためだけにやってくる女性(しかも18歳以上の学生限定)は少なかったそうです。先日の「愛知ほこほこプロジェクト」でも生理用品を扱ったのですが、食品と生理用品を同じ袋に入れるのはためらわれるだろう、かと言ってもともと予算がないのに紙袋は用意できないし、という話をしていました。
生理用品をむき出しの状態で持ち歩くことがはばかられるというのもある意味「スティグマ」ですが、「モノがなければ知恵を出せ」というのが大衆運動を進めるカギです。私が昔PTAの活動で、一晩で学校にあるミシンで簡単な袋を作ったことを思いだせば、他のボランティアさんが「ウチには無用の布がある」ということで、まあ、それがほこほこプロジェクトの当日だったのでその日には間に合わなかったのですが、その眠っている布を使って生理用品を入れる袋を12枚縫い上げました。ちょうどAmazonののセールで新しい裁ちばさみを手に入れたというタイミングの良さもあり、1時間ほどで仕上げました。
多少ミシンを使える方なら参考になるかと思いますので、以下に作り方を記します。

1 できあがりのイメージは「ポケットティッシュケース」の大き目なもの。2〜3センチ重なるように縫い合わせる。
2 1度使えばいいだけなので、布端や糸の始末は気にしない。
3 裏合わせにして両端を縫い合わせ、表に返す。

以上です。
「資本論」には、撚糸工場や縫製工場の記述がよく出てきて私には女工さんのやっている仕事が鮮明にイメージできるのですが、夫にはそこをクリアするのが難しそうだなと思っています。
posted by nora_asuke at 15:22| Comment(0) | #健康

2021年05月30日

画面共有

来週日曜日、6月6日に開催する日本連句協会のリモート連句大会の事前ミーティングが今日行われました。すでに80人ほどの参加者が予定されているそうです。
これまで私が利用していた「SOBA meeting」でのリモート連句では少人数でもあったし無料版でしかやっていなかったので、今回初めて「画面共有」のやり方を教えてもらいました。日本連句協会ではすでに会員向けに「ZOOM」の部屋を貸し出すということをやっていて、今日参加された皆さんおぼつかないながらもやり方はすでにご承知でした。
今日、初めて自分のUSBに保存した文書を「画面共有」すると、他の文書のタイトルも共有されてしまうことがわかって少し焦りました。また、私が作成した文書は全て先頭に日付を付して時間軸で並べるようにしているのですが、他の方が付したタイトルを上書き保存して共有すると、それができません。来週本番を迎えるにあたり、リモート連句用に新しくUSBを一つ用意しなければいけないな、と思いました。
これまでもZOOMで参加するオンラインイベントはいくつも経験しましたが、それらは全て「発信者から受信者」に向けて行われる形でした。「連句」の特殊さから本番では「ブレークアウトルーム」に分かれます。メイン会場から「座」に分かれるわけです。そもそも「連句」という文芸が世界でも稀有な存在ですが、それを仮想空間で行う「リモート連句大会」はギネス級の価値があるだろうと、アフターミーティングで話し合ったことです。
posted by nora_asuke at 17:37| Comment(0) | #俳句、川柳

2021年05月29日

ウォールストリートジャーナル

朝日新聞のデジタルは解約しましたが、毎日新聞のデジタル版の購読者に「ウォールストリートジャーナルを無料で配信」してくれるサービスが始まりました。ダウ・ジョーンズ社にIDとパスワードを登録して早速読んでみました。
記事は日本語です。ちゃんと日本語に訳すスタッフがいるのでしょう。機械翻訳ではないこなれた日本語です。いくつか配信されるうち一つくらいは英語で読もうと頑張っています。紙の新聞のように「対訳」ではないので、一語ずつ確かめているわけではないですが、省庁とか為替とかこれまで避けてきたボキャブラリーが増えていくような気がします。
コロナパンデミックのせいで世界中の経済がズタボロです。その上スエズ運河で座礁事故が起きて、モノを作ろうにも材料が届かない事態になりました。まさに「風が吹けばウォール街が大騒ぎ」する事態です。と言っても、今は株の取引はネット上で行われるので、昔のようにウォール街に人が行き来しているわけではありません。
資本主義の世の中では「モノは余るほど生産されて大量廃棄」されます。大量廃棄されていたものを正しく配分すれば、第二次世界大戦のように飢餓に苦しむことは避けられるはずだと考えて、慣れない経済新聞に挑んでいます。
posted by nora_asuke at 17:32| Comment(0) | #ネットサービス