2020年10月31日

第4回リモート連句会 開催しました

本日、予定通りに第4回リモート連句会を開催しました。コメントからご連絡いただいた天球さんも、お忙しい中何度も出入りしていただいて何とか付けていただきました。
この間、日本連句協会でもリモート連句に向けていろいろと考えているようです。
実際にリモート連句を巻いてきた人間として思うのは、「文明の利器を利用しない手はない」ということです。ITを巡る環境は、私が初めてパソコンに触れた時と比べて、いや、このコロナ禍を経験する中でものすごい勢いで進化しています。マニュアル車の運転免許を持っていたらオートマチックの車を運転できるのと同じ理屈で、パソコンをお持ちの方であればリモートはさして難しくないと思われます。そして連句をたしなむ方に共通の性格として「新しいもの好き」という面がありますので、一度手を出せばどなたにでも「主」になることができるであろうと思っています。
さて、話の前提で「車の運転」と書きましたが、パソコンの操作にはまさに運転免許の取得と共通する面が多いと思われます。必要と思わない方に無理強いできるものではありません。しかし、歩行者としても道路交通法の知識は必要なわけで、この段階までは義務教育で学ぶ必要があるでしょう。そして、自分で運転しない人のためには公共交通機関が必要なわけです。
運転する者にとってマイカーは確かに便利で快適ですが、いずれ手放す時のことを考えるとマイカーに匹敵するほど使い勝手のいい公共交通機関がほしいです。
「自助」「共助」ではなく「公助」が必要です。
車にもITにも。
(作品はコンクール応募にするので、今回は掲載しません)。
posted by nora_asuke at 16:49| Comment(0) | #俳句、川柳

2020年10月28日

今月の連句ROCK 20201028

本日、連句ROCKを巻きました。
連句ROCK「条約発効」の巻
               捌 出原樹音
1 空澄むや条約発効喜びて     八穂 三秋
2 「長崎の鐘」歌う連雀      樹音 晩秋
3 浄水器カートリッジを取り寄せん ちこ
4  還暦に買う赤いお財布     樹音
5 貧しくも世に花咲かす大統領   八穂 晩春
6  春のラジオで聴く韓国語    ちこ 三春
2020年10月28日 首尾 於 Here Come The Sun

先月の連句ROCKで「批准せよ」と詠んだ核兵器禁止条約が、ホンジュラスでの批准を得て発効に必要な50か国になりました。日本政府はなんだかんだ言って署名するつもりはないようです。核保有国に忖度しているわけです。
おりしも朝ドラでは「長崎の鐘」を歌い上げるシーンが話題を呼んでいます。ここではその辺にいる小鳥の「連雀」に歌わせることで秋にしました。「秋3句に月は必ず入れる」は通常連句の鉄則ですが、今回はパス。
連句ROCKの作品は、新婦人豊田支部の機関紙「せせらぎ」にも掲載してもらっているのですが、前回「敏夫さん」の説明を省いたため「どなたか亡くなったの?」と尋ねられたそうです。(森友学園を巡る偽造文書で自殺された赤木敏夫さんです)。八穂さんは「ムヒカ大統領」の名まえを入れたいとおっしゃったのですが「貧しい国の大統領」で充分だろうと話し合って掲載句のようにしました。
なお、今週末の土曜日、10月31日にリモート連句会を催します。参加ご希望の方はコメント欄からご連絡ください。
posted by nora_asuke at 17:32| Comment(1) | #俳句、川柳

2020年10月26日

ポリグロットデビュー

20か国語を話すスティーブさんのYouTubeを見ているうちに「自分もまだまだいけるかも」という気になって「LingQ」というサイトに登録しました。学習言語はロシア語です。
このサイトでは、自分が勉強するだけでなくチューターになることも可能です。スカイプを使って世界中にいる(はずの)日本語学習者に向けてオンラインレッスンを提供するのです。ポイントが1万円以上になったらキャッシュで受け取れる仕組みです。
そこまでたどり着けなくても、「日本語を勉強したい外国人に連句について知ってもらう」ことには大いに役に立ちそうです。
今夜はロシア語の3回目のレッスンです。
posted by nora_asuke at 14:35| Comment(0) | #語学