2020年06月29日

俳句チャンネル

コロナ自粛中にYouTube配信を始めた方がたくさんいらしゃるようです。
夏井いつき先生もそのお一人で、「夏井いつき俳句チャンネル」というサイトを配信されています。
https://www.youtube.com/channel/UClqAL6Zv3V_EGodLr_uuvjw
普通、YouTubeには広告がつきもので、ユーチューバーの皆さんは副業(たまに本業)として収入源にされています。始めて間もないのでスポンサーがつかないのか、夏井先生はYouTubeで稼ぐ気がないのか、いまのところ広告はありません。
今年2月、コロナ騒動が始まった頃に豊田市民会館でナマの夏井先生のお話を伺うことができました。「俳句の種まき」をすると言う夏井先生に「連句という実を実らせたい」と書いた記事があります。(2020年2月10日)。
昨夜は「海外での季語はどうなるの?」という番組を拝見しました。夏井先生のお答えは「目に見える景色を詠むのだ。もし、ハワイに住んでいて雪の句が詠みたかったら、お金をためて雪のあるところまで行きなさい」と少々手厳しいものでした。
なるほど、俳句が写生の芸術であると言われるゆえんでしょう。私も「俳句100本ノック」にチャレンジしていた頃「季題をよく観察しなさい」と言われたものです。
しかしながら、連句においては発句こそ当季を詠むものの、一巻を通して四季を入れますので、当然見えてない景色も詠みます。恋の句なんて、フィクションだと割り切らなければ詠めません。ただ、フィクションというのも全くの絵空事ではないのですが。
「俳句チャンネル」には海外からもたくさんのアクセスがあるらしいです。
夏井先生がまいた種を、刈り取って歩く私の未来を想像して、一人ほくそえんでいます。
posted by nora_asuke at 14:22| Comment(0) | #俳句、川柳

2020年06月26日

読書メーターの登録

読書メーターというアプリを利用しています。読書メモとしてだけでなく、時々ほかのユーザーから「ナイス」をもらうと気持ちのいいものです。「私、定時で帰ります」というドラマ化もされた小説に「団結する労働者にも目を向けてほしかった。」と感想を書いたところ複数の方から「ナイス」をいただきました。
このアプリを使い始めたのは3年前からなのですが、昨年タブレット端末を新しくした際、それ以前のデータが消えてしまいました。
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読書メーターの昔のアカウントはパソコン上に残っていて「900日間情報がない」と表示されました。タブレットを新しくした際、アカウントも新しくしていたのでした。
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先日図書館で「劇的な人生こそ真実」という萩原朔美さんの著書を借りたのですが、内容がヤバくて読書メーターに登録するのを見送りました。
なんでそんなヤバい本に手を出してしまったかというと、「蕎麦湯が来ない」という自由律俳句の本がなかなか面白くて、又吉直樹さんの共著者である「せきしろ」さんをググったところ「はがき職人」であったことがわかりました。「はがき職人」とはどんな人かとさらにググると、ラジオや雑誌に投稿することでその道のプロになった人らしい。さらに「ビックリハウス」というめちゃめちゃ面白い雑誌があったことを思いだして、その創刊をした萩原朔美さんにたどり着いたのです。(萩原朔太郎のお孫さんです)。
文化というものが常に薫り高いものに限るわけではなく、猥雑なものの中から新しい文化が登場することもあり、時代の中で評価されたり否定されたりしていきます。
そういう作用を「アウフヘーベン」と呼びます。
posted by nora_asuke at 15:15| Comment(0) | #読書

2020年06月25日

文法

私が「この指とまれ」に書いた短編連作に「イングリッシュな女たち」というものもあって、自分や私の周りの英語学習者の姿を綴ってみました。英語の部分がカタカナで書かれているのは、読者に親切という気持ちと自分自身英語を書くことに難しさを感じていたことが理由だったと思います。
今でも英語を書くことにはかなり難しさを感じていて、WORDやOUTLOOKの場合には、スペルミスを指摘してくれますが、このブログにはそういう機能がないので、時々間違います。ちなみに本当は「Here Cones the 足助のおばさん」としなければいけないところです。
私自身、せっかく子どもの時から英語を勉強したのに、学年が上がるにつれて英語が苦手になったのは文法をきちんと学んでこなかったせいだと自覚しているので、私の生徒たちにはわかりやすい言葉で英文法をノートしてもらっています。3年以上学習している高学年というのが目安です。
私が1番英文法を勉強したのは「インタースクール」という通訳養成学校でした。英語も日本語も、先頭から順に理解していくのだという原則です。
日本語でも文法を自由に操れるようになるには、相当量の文を読み込む必要があります。英語でもかなりの英語をインプットしてからでないと、文法の応用が利きません。
posted by nora_asuke at 14:52| Comment(0) | #語学