昨日はムラのお祭りでした。昨年同様、地域を守る若い世代の活躍に目を細めるおばさんでした。
ところで、我が家の娘息子も在籍した「大蔵小学校」は、かつて朝日新聞社の「すこやか賞」を受賞したこともある、進取の気鋭にとんだ小学校です。そこに、体に障害のある生徒さんが在籍されていて、玄関から教室への行き来が完全にバリアフリーです。2階へ上がるエレベーターもあります。全校23名という規模からは考えられない贅沢さですが、少人数であるから可能であったともいえるでしょう。
昔、私が「足助町シャングリラ委員」を務めていた時から構想していたことですが、障害のある方にとって、通勤・通学というのがかなりなハンディになっているようです。それを、当時まだ新しい言葉であったテレワークを用いて、職住近接のオフィスを作れないだろうかと提案したことがあります。、途中で空中分解してしまったシャングリラ計画ですが、私にとって「福祉の町・足助」は継続した計画です。
企業城下町トヨタには、ITを活かすスキルも職場もあるはずです。そして住む人のない大きな家もたくさんあります。(いわゆる古民家)。
そこで、障害のあるお子さんのいらっしゃる家庭が、家族ぐるみで移住して足助を第2の故郷にしてもらうということが可能ではないか、と昨日若いママさんの一人に提案しました。
大蔵台ができたのがもう25年前のことになります。新旧の住民が共生する経験値はすでに実証済みです。