今年5月に第2回「あつたの杜連句まつり」を開催したのですが、この事業に「俳諧寒菊堂」というところから助成金を受けることができました。申請書を書いたり受け取り口座を作ったりと、普通に会社勤めをしていたら難なくこなせたであろう仕事の一つ一つが新鮮な経験でした。
「俳諧寒菊堂」の助成金は、連句という分野に限った助成で、珍しくもありがたい制度です。しかし、毎年助成していただけるわけではないので、来年度以降もなにかそういう金銭的援助が受けられないだろうかとリサーチをかけたところ「セゾン文化財団」という名前に行きあたりました。おや、まだ存在していたのね、と感慨深く開いてみると、2005年からの事業は検索できましたが、私が参加した「さっぽろシナリオセミナー」は1995年でしたので、検索できませんでした。今は主に、舞台やダンスパフォーマンスなどに向けての助成を行っているようです。
文化の創造というのは抽象的で、評価は見る人によって異なるでしょう。それを太っ腹な財政で支える企業や公共団体はありがたい存在ですが、「表現の不自由展」に文句をつけた名古屋市長には文化を語る資格がないように思います。
2019年08月31日
助成金
posted by nora_asuke at 16:23| Comment(0)
| #俳句、川柳
2019年08月30日
学祭の頃
本来ならば帯広からセントレアへ向かう飛行機に乗っている時間でした。
それをキャンセルしたので、今日は名古屋まで映画を見に行く予定でした。そのついでに、高校時代の恩師に会って、先生と高校時代のあれこれを語り合うつもりだったんですが、大雨が降るという天気予報を受けてそれもキャンセル。
7月にあった同窓会の折りに恩師からご指名を受けて、高校時代のあれこれを本にまとめないかと誘われたのでした。先生とは「あいち県民教育研究所」というところでもご一緒しており、私が在籍していた当時の千種高校での活動をなんらかの形でまとめてみたいという気持ちはありましたので、喜んで引き受けたのですが、「本にする」ということは、実は私は考えておりません。書籍の状態で手に取るのはおそらくごく一部の教育関係者でしょう。それよりも、私は「めちゃめちゃ楽しかった千種高校」を追体験してもらえるエンターテインメントを作れないだろうか、と考えています。
高校時代の夏休みは、受験生だった高3の時ですら、学校祭に向けての準備に明け暮れていたのでした。特に私は、高3の時、舞台で発表する劇の脚本を書くため、受験勉強どころではありませんでした。舞台の演目は「ユタと不思議な仲間たち」。劇団四季のミュージカルとして認知されていますが、原作は三浦朱門さんの小説でした。私は図書館で原作を借り、40分の上演時間に合うようオリジナルの脚本にまとめました。
劇の内容もさることながら、校内での審査結果を巡って、まさに青春ドラマを繰り広げたのを娘に語って聞かせたものでした。
私たちのクラスだけではなく、3年生のクラスがこぞって学祭に燃えていたのですから、進学校としては異例だったと思います。そういう経験を経て、還暦を迎えようという今頃になり、改めて「自分たちの受けた教育を客観的に振り返る」という作業は無意味ではないと思っています。
この間、AIやらITやらと次世代の教育みたいなジャンルの本を読み漁っています。「AIが職業を奪う」というようなセンセーショナルな取り上げ方もままありますが、人間の生み出した技術ですから、人間が制御できるだろうというのが私の基本的な考え方です。というか、そうならねばならないと考えています。
そのためには、読み書きと同じくらいコンピューターの操作が必要になってきます。
奇しくも、私が高校1年生の時のクラスでに作った映画の中で私は「コンピューターを操作する科学者」という役で出演しています。(UFOが地球を攻撃するというSF映画でした。)その頃のコンピューターのイメージは冷蔵庫のように大きな機械から暗号で書かれた細長い紙が出てくるというものでした。
コンピューターの操作そのものは簡単になりましたが、プラットフォームと呼ばれる巨大企業の果たす役割は大きなものになりました。
それをキャンセルしたので、今日は名古屋まで映画を見に行く予定でした。そのついでに、高校時代の恩師に会って、先生と高校時代のあれこれを語り合うつもりだったんですが、大雨が降るという天気予報を受けてそれもキャンセル。
7月にあった同窓会の折りに恩師からご指名を受けて、高校時代のあれこれを本にまとめないかと誘われたのでした。先生とは「あいち県民教育研究所」というところでもご一緒しており、私が在籍していた当時の千種高校での活動をなんらかの形でまとめてみたいという気持ちはありましたので、喜んで引き受けたのですが、「本にする」ということは、実は私は考えておりません。書籍の状態で手に取るのはおそらくごく一部の教育関係者でしょう。それよりも、私は「めちゃめちゃ楽しかった千種高校」を追体験してもらえるエンターテインメントを作れないだろうか、と考えています。
高校時代の夏休みは、受験生だった高3の時ですら、学校祭に向けての準備に明け暮れていたのでした。特に私は、高3の時、舞台で発表する劇の脚本を書くため、受験勉強どころではありませんでした。舞台の演目は「ユタと不思議な仲間たち」。劇団四季のミュージカルとして認知されていますが、原作は三浦朱門さんの小説でした。私は図書館で原作を借り、40分の上演時間に合うようオリジナルの脚本にまとめました。
劇の内容もさることながら、校内での審査結果を巡って、まさに青春ドラマを繰り広げたのを娘に語って聞かせたものでした。
私たちのクラスだけではなく、3年生のクラスがこぞって学祭に燃えていたのですから、進学校としては異例だったと思います。そういう経験を経て、還暦を迎えようという今頃になり、改めて「自分たちの受けた教育を客観的に振り返る」という作業は無意味ではないと思っています。
この間、AIやらITやらと次世代の教育みたいなジャンルの本を読み漁っています。「AIが職業を奪う」というようなセンセーショナルな取り上げ方もままありますが、人間の生み出した技術ですから、人間が制御できるだろうというのが私の基本的な考え方です。というか、そうならねばならないと考えています。
そのためには、読み書きと同じくらいコンピューターの操作が必要になってきます。
奇しくも、私が高校1年生の時のクラスでに作った映画の中で私は「コンピューターを操作する科学者」という役で出演しています。(UFOが地球を攻撃するというSF映画でした。)その頃のコンピューターのイメージは冷蔵庫のように大きな機械から暗号で書かれた細長い紙が出てくるというものでした。
コンピューターの操作そのものは簡単になりましたが、プラットフォームと呼ばれる巨大企業の果たす役割は大きなものになりました。
posted by nora_asuke at 14:56| Comment(0)
| 高校生時代
2019年08月29日
www
昨日、大阪のさくらインターネットにてサーバーの契約をしてまいりました。Yahoo!からはてなブログへはジャンプ機能が働きましたが、さくらインターネットへ乗り換えたことで、はてなブログからもYahoo!からもジャンプしていただくことができなくなりました。悪しからずご了承ください。
さて、見出しの「www」が、今回さくらインターネットに乗り換える原因となりました。
これまでの私のブログには、ご覧いただく方の興味に合わせた広告がいろいろ貼りついていたことと思います。無料でブログを書くということは、そのサイトを運営する会社が広告で利益を得ていることですので、それらの広告代は運営会社であるYahoo!やはてなのものになります。どうせ広告が付き物なら「Googleアドセンス」という、広告料が私のものになるサービスにしたいと考えたのがこれまでのいきさつです。
こういう広告収入のために副業として新規にブログを始めたり、あるいはそういうことを始めようという方たちのためのコンサルタントを名乗る方たちまで現れている今どきです。いわゆる「働き方改革」の一環と受け止めている方もいらっしゃるようです。
私もYahoo!時代に「バリューコマース」というアフェリエイト事業に参加したこともありますが、ブログで稼ぐなんてそんな甘いものじゃございません。「アットブログ」という詐欺まがいなサービスにも危うく足を踏み入れかけました。
しかし、長年にわたって書き続けた中で、私が「これは皆さんにお勧めしたい」という商品があったのも事実です。そういう実体験に基づく広告で、しかも収入になるのならこれはありじゃないかとたどり着いたのが「Googleアドセンス」です。
本来、はてなProに移行すれば申請できるはずだったんですが、URLに「www」を付けたために(おそらく)Googleの認可が下りませんでした。「www」を最近は「(笑)」の省略で「くさ」と読むのだと先日ZIP−FMの南条大輔君が言っていましたが、本来は「world wide web」の略で、いわゆるWEBの語源です。
もし、最初から「www」のないURLで登録していたら、はてなProから引っ越すことも考えなかったんですが、よくよく検討するとさくらインターネットのサーバー代ははてなProの半額です。しかも昨日行ってきた対面でのサポートという、地方在住者にとってはこの上なくありがたいサービスが無料です。
文章を書きたい一心で始めたブログですが、いつの間にやら現代経済の最先端にいるおばさんでした。
さて、見出しの「www」が、今回さくらインターネットに乗り換える原因となりました。
これまでの私のブログには、ご覧いただく方の興味に合わせた広告がいろいろ貼りついていたことと思います。無料でブログを書くということは、そのサイトを運営する会社が広告で利益を得ていることですので、それらの広告代は運営会社であるYahoo!やはてなのものになります。どうせ広告が付き物なら「Googleアドセンス」という、広告料が私のものになるサービスにしたいと考えたのがこれまでのいきさつです。
こういう広告収入のために副業として新規にブログを始めたり、あるいはそういうことを始めようという方たちのためのコンサルタントを名乗る方たちまで現れている今どきです。いわゆる「働き方改革」の一環と受け止めている方もいらっしゃるようです。
私もYahoo!時代に「バリューコマース」というアフェリエイト事業に参加したこともありますが、ブログで稼ぐなんてそんな甘いものじゃございません。「アットブログ」という詐欺まがいなサービスにも危うく足を踏み入れかけました。
しかし、長年にわたって書き続けた中で、私が「これは皆さんにお勧めしたい」という商品があったのも事実です。そういう実体験に基づく広告で、しかも収入になるのならこれはありじゃないかとたどり着いたのが「Googleアドセンス」です。
本来、はてなProに移行すれば申請できるはずだったんですが、URLに「www」を付けたために(おそらく)Googleの認可が下りませんでした。「www」を最近は「(笑)」の省略で「くさ」と読むのだと先日ZIP−FMの南条大輔君が言っていましたが、本来は「world wide web」の略で、いわゆるWEBの語源です。
もし、最初から「www」のないURLで登録していたら、はてなProから引っ越すことも考えなかったんですが、よくよく検討するとさくらインターネットのサーバー代ははてなProの半額です。しかも昨日行ってきた対面でのサポートという、地方在住者にとってはこの上なくありがたいサービスが無料です。
文章を書きたい一心で始めたブログですが、いつの間にやら現代経済の最先端にいるおばさんでした。
posted by nora_asuke at 11:18| Comment(0)
| #ネットサービス