私が「
Z会」の存在を知ったのは、高校生の頃です。東大や、医学部を受験するような生徒はこぞって「
Z会」の受講者でした。受講生同士で解答を確認しあって、締め切りに間に合うよう速達で答案を出しているような生徒もいました。
私自身は受講していませんでしたが、我が家の娘息子にはぜひ「
Z会」を受講させようと考えていました。あの頃は、進研ゼミがおおいに受講生獲得をしていた頃で、娘息子の同級生にも「チャレンジ」受講生はかなりのパーセンテージを占めていました。しかし、教材が届くだけで袋も開けない子どもがほとんどだというのも、子どもたちの間では知れ渡っていました。そういうメインストリームには無性に反発したくなる気持ちもあり、娘が中学生になった時に「
Z会の受講をしますので、ダイレクトメールを送らないでください」とわざわざベネッセに電話を入れたほどです。
娘は、うまく
Z会のやり方に馴染んで、ここにもご紹介したように今は研究者として仕事をしています。息子の方は、始めて3カ月もしたころ、私が「これ以上は息子を追い詰めるだけだな」と判断して、中止しました。息子としては、自分も姉と同じだけのことをこなしたい気持ちもあったようですが、通信教育が甘いものではないことは、私が重々承知しています。
その後、
Z会は小学校の部も立ち上げ、今は小学校1年生から受講できるようです。我が家の息子娘が今小学生だったら、もしかしたら私も受講させていたかもしれません。通信教育の強みは、地域にハンディーがないことですから。
今は、家庭での学習に
タブレットを用いるのも普通になりました。おそらく「くもん」さんには大きなライバルになるでしょう。
しかし、生身の子どもを教えるということは、やはりプロの仕事でなくてはならないと考えています。
posted by nora_asuke at 15:11|
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