2017年07月27日

再始動

まったりと自宅で過ごすのも、それはそれで快適でしたが、秋には塾を再開しようといろいろ準備を始めています。
おかげさまで車の運転がどうにかできるようになりましたので、8月からはオフィスをメインに生活するつもりです。
先週その第一歩として、今春新教材に切り替わった際不要になった旧教材をセンターに送り返す作業をして疲労困憊してしまいました。結局今週の月曜日に夫に頼んで梱包と発送作業を終えました。
また、自宅療養中に読破しようと思っていた「二重国籍詩人 野口米次郎」も無事読み終えることができました。
オフィスに戻るにあたり、1番頭を悩ませたのは食事のことです。入院以前は、炊飯器で0.6合くらいのご飯を炊いて、スーパーでお惣菜を買ってお昼にしていたんですが、今は1回に食べるご飯は0.3合くらいです。市販の白米では多すぎるし、お弁当を持って歩くことも考えたのですが、炊いたご飯を小分けにして冷凍することを計画中です。おかずは、いつも行っているスーパーの冷食はお弁当用の揚げ物系のものしかなかったのですが、意外なことにコンビニの冷食は本当に種類が豊富で、肉と野菜をミックスして自分で味付けするだけのものもありました。今日はその中からたこ焼きを3個温めてお昼に食べました。
明後日は名古屋で英語教室の研修があるので、ちょっと冒険ですが出かけようと思っています。
posted by nora_asuke at 14:41| Comment(0) | #胃癌

2017年07月19日

病院のスタッフ

長い昏睡状態から覚めて、数日したころに母の日が来ました。昨年は、娘にねだって財布を贈ってもらったのですが、今年は日本にいないので、息子が代わりにカーネーションを買ってきてくれたそうです。残念ながら、病室は生花の持ち込みが禁止でしたので、私は話を聞いただけです。
一方、娘は娘で、ブリザーブドフラワーと手紙を送ってくれました。これは病室に飾って、スタッフの皆さんに大いに自慢しました。
病院というのはいろいろな女性が仕事をしているところで、男性の看護師という方もいるにはいますけど、私のところには女性ばかりが担当で来ていました。娘と同年代かもっと若い女の子たちで、今春仕事を始めたばかりという女の子も何人かいました。
一方、私と同年配か少し若いくらいのベテランも多数いらっしゃいます。仕事をしたいと思い続けたのにかなわなかった私は、そういう方たちに最大限敬意を抱いています。
また、看護助手という、(おそらく)パートタイムで働く女性たちも大勢いました。他にも、薬剤師、栄養士、リハビリのトレーナー、お掃除スタッフ、食事のスタッフ、また売店のスタッフ、事務のスタッフ、と、数え切れないほどです。それらが皆病院に直接雇用されているわけではなくて、例えばお掃除はダスキンさんとか、外注で仕事を請け負っているのです。
病院を経営することなど考えたこともありませんでしたが、塾で英語を教えるより数倍難しそうだなと思いました。
posted by nora_asuke at 19:55| Comment(0) | #胃癌

2017年07月18日

同室の人

昨年末に白内障の手術を受けた時は、4人部屋にたった一人の個室状態でしたが、今回は一部空きができた時もありましたがほぼ四人満室でした。二カ月も入院していたので、その間に入れ替わりもあり、また、私自身同部屋の人と会話する元気もなかったのですが、回復期になってくると、カーテンを開けておしゃべりをする余裕も出てきました。
私はICU帰りという事情もあり、ナースステーションから至近距離の病室だったのですが、他の患者さんもそれに劣らず重症の方でした。老人施設から病院へ来たという方もあったようです。
四人のうち二人はほとんど寝たきりのような方で、食事も介助されながらとってらっしゃいました。私は栄養点滴を受けていて、全く食事をとらない状態でしたから、「○○さん、卵豆腐食べる?」などという看護助手さんの言葉が聞こえると、なんとも羨ましかったものですが、自分で歩けるようになって覗いて見ると、それは半分眠っている患者さんを起こしながら食べさせているのでした。
患者さんの入れ替えが夜10時ころに行われたりということもあり、前述したように病室の埃が舞ってしんどい思いもしました。
最後に3日間だけ同室になった方が、足助の五平餅屋さんの奥さんで、私が胃を切除する前に行った思い出のお店でしたので、全くの奇遇でした。ぜひまたお店へ行ってみたいのですが、今は五平餅を1本平らげることができません。
posted by nora_asuke at 16:54| Comment(0) | #胃癌