前にも書きましたが、今「トンイ」を見ています。レンタルDVDで見ているので、全30枚あるディスクのうち、今11枚目を見終わったところですが、全部観終わってからにするとずいぶん先になってしまうので、ちょっと書かせていただきます。
私は、世間の韓流マダムに比べると、そんなにたくさん見ているわけではないですが、「
冬のソナタ」はDVDボックスを購入して、3回通り見ました。「
太王四神記」はショップのレンタルDVDで全巻見ましたし、今見ている「トンイ」の他にも劇場公開された作品などいくつか見ました。おもしろいです、韓国ドラマ。一般的な評価は他の韓国通の方に任せて、私なりの二つの視点から少し語らせてください。
一つは、
ドラマツルギーが基本に忠実だということ。ストーリーに破たんがない。悪役がいる。設定の細かい部分が丁寧。etc. 少ない情報からものを言うのは危険ですが、日本のドラマや映画が、まずスポンサーありきなのに対して、韓国では、国策として文化が尊重されている、と聞いたことがあります。その差が出ている気がします。
もうひとつは、私たち日本人が、どうしてこれまでこんなにも韓国のことを知らなかったのかという不思議。中国の歴史なら、中学校で「殷、周,秦、漢、……」と叩き込まれたのに、韓国のことは、「中国のその他大勢」くらいの認識だったのではないでしょうか。そして、王政が安定していて高い文化を持っていたことも、知らなかったことです。まあ、ドラマですから誇張されてはいると思いますが、トンイの所属する「観察府」なんて言う部署は、日本の封建時代にはなかったと思います。ましてそれを担うのが女性とは。日本史で活躍するのは、
卑弥呼か大奥くらいです。
他にも、衣装や文字が書かれた書類など、興味の種は尽きません。全巻見終えたらまた書くかもしれません。
posted by nora_asuke at 14:57|
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