アムステルダムに着いた日は、夕食もとらず(機内食で、おなかいっぱいだったので)、そのまま寝ることにしました。部屋にテレビはあったものの、BBC以外はオランダ語での放送ですので、聞いても分からないので、とりあえずBBCをかけっぱなしにしていました。
すると、ホテルの浴室にテレビの音声の入るスピーカーがあって、おお、これはリッチなホテルだ、と、娘が驚いてました。
ヨーロッパでは、夏の昼間が長いと聞いてはいましたが、オランダでも夜の9時ぐらいでも充分明るくて、しかもサマータイム制になっているので、10時ごろようやく夕方かな、というくらいでした。もっとも、私たちが訪れたのは夏至に近い時期でしたから、北欧なんぞではまるっきり白夜になるシーズンです。朝は3時頃から明るくなり、なるほど、これだけ昼間が長ければサマータイムも可能なわけだ、と娘と話し合ったことです。
夜は、中国やオーストラリアの時と比べて、比較的よく眠れました。やはり娘と一緒という安心感があるのでしょう。それでも5時にはもうすっかり明るかったので、用意してあった赤旗の写し書きなどしていました。
娘はすやすやと眠っていましたが、7時ころ、もう起こしてもかまわないと考えて、テレビを付けると、画面はないですが、ミュージックチャンネルと言うのがあって、マイケルジャクソンをかけると、案の定娘はむっくりと起きだして来ました。ラジオではないので、決まった歌手の決まった曲しか聞けなかったんですが、マイケルとマドンナがかかれば、まあ1〜2時間は持ちますので、その後、BBCのドキュメントまがいの映像は見なくなりました。
この日がアムステルダムでの2日目になるのですが、娘は学会の下準備のため会場(ホテルから歩いて行ける)へ行くと言うので、私は一人でキンデルダイクという、世界遺産にも登録されている風車の残るエリアの観光に出かけました。