2011年08月30日

夏の終わりに

夫が本格的に夜の家事を引き受けてくれるようになったので、私にも夜テレビを見る余裕ができました。「クールジャパン」なんかもオンタイムで見られるようになって、先ほどNHKオンデマンドの休会手続きをしたところです。
この夏は、須坂の連句会に始まり、オン・オフともにずいぶん新しい出会いがあったように思います。このブログへは、KUSARI連句を介して新しく読者になっていただいた方と、どういうご縁か共産党が憎くてたまらないような皆さんの書き込みがあり、「共産党と共産主義についてのコメントは『空想から科学へ』を読んでいるか否か」を目安とする旨を宣言させていただきましたが、どうも、連句経由でこちらへこられた皆さんには、なにか恐ろしげな問答をしているように受け取られてしまったようです。できるだけ身近な話題から党を語りたい、という私の目論見とは完全にずれてしまって、残念な気持ちもありますが、意外に、私が「反共」の一語で片付けてしまっていた皆さんが、真摯に共産主義を研究していたこともわかり、それはそれで意味があったかな、と感じています。
ところで、中央の開催する古典綱領教室が、9月から再開されることになりました。今後はJCPのHPから視聴が可能になるということですので、これを機会にぜひ皆さんにもご覧いただきたいものだと思います。
なお、共産党・共産主義以外のコメントは、マナー違反にならない限り何でもウェルカムですので、励ましのコメントもお待ちしてます。^^)
posted by nora_asuke at 16:07| Comment(0) | #日本共産党

2011年08月28日

表現するということ

先日「無言館」という映画の試写会に言ってきました。無言館へはもう10年ほど前ですが1度行ったことがあります。昨年第2展示室ができて、ぜひもう1度行きたいものだ、しかも今年は2度も信州へ行っているんですが、なかなか交通アクセスを考えると上田まで行くことができません。これはいい機会だと思って、名古屋にある新婦人の県事務所まで行って来ました。
映画の終盤で、館長である窪島誠一郎さんの長い独白があるんですが、その中に「文学や音楽では、怒りや憎しみや、その他人の汚い部分も表現するが、絵というものは愛した物しか描くことができない」というくだりがあって、映画の流れとしてはとても良いまとめ方になっていたし、私もそれなりに理解できたんですが、分野は違えど、私も表現者ですから「ちょっと違うんじゃないかな」という気持ちが残りました。
叔父・神田日勝は、生ごみを好んで描いた画家です。そのリアルな生ごみを叔父は愛していただろうか。ピカソのゲルニカも戦争のむごさを描いた作品として評価されています。それも愛していたから描いたと言えるのだろうか。そんな疑問が残りました。
一方、指摘されたとおり文学、私の場合は連句ですが、世の中のあらゆることを詠みあげます。先日行われた百韻の会では、かなりきわどい句をいくつか混ぜてあります。百韻だからできることではありますが、こうした句を採用された藍先生のふところの深さを改めて思ったものです。
表現の自由は、まず「不健全である」という攻撃を受けて始まります。子どもにとってよくないからポルノは規制しよう。こう言うとたいがいの良心的な大人はその通りだと思ってしまうんですが、それが実は大変危険な動きであることはあまり考慮されません。
「危険なメディア」として攻撃を受け続けてきた赤旗は、大変健全な紙面ではありますが、党本部の資料室には各種週刊誌なども保管されています。
性教育なども攻撃の対象になりやすいですが、「健全」であることが昔からの価値観にとらわれていることのうらがえしでもあり、私が足助で生きながらえているのも、かつては理想的な「ヨメ」であったことに起因します。今人生の折り返し点にさしかかり、今後は表現者として生きていくことを決意した身にもはや「ヨメ」という仮面は必要ありません。夫は理解してくれていますが、おばあさんには「困ったヨメになったものだ」と思われても、もはや私の関知するところではないです。
posted by nora_asuke at 06:13| Comment(0) | #俳句、川柳

2011年08月26日

今日は面接

夏休み限定で仕事があるかな、と考えて「家庭教師のトライ」に登録しました。先月の終わりです。夏休みだけの短期で、集中的に昼間家庭教師を依頼するような仕事があるかと考えてのことで、あくまで昼間にしか仕事をするつもりがなかったので、結局仕事にありつけぬまま夏休みも終わろうとしています。案内された仕事もなくはなかったんですが、最後のところで「私の年齢が高すぎて頼めない」と依頼したお宅に言われて、仕事成立に至りませんでした。ああ、やっぱおばさんじゃ駄目なのねえ、と少し心が暗くなりましたが、その後も毎日のようにケータイに「急募」というお知らせが届きましたので、時間さえ折り合えば仕事を再開することはできたんです。トライとは業務請負の契約でしたから、仕事が成立しない以上1銭も受け取ってはおりませんが、まあ、トライには感謝しています。
というか、トライがらみで、新しい仕事が見つかりそうなんですよ。まだ詳しい話はできませんが、今日はそのための面接に赴きます。
面接場所は知立(ちりゅう)という、わりと近いんですが、大学を卒業してからはあまり縁のなかった場所で行われます。学生時代には、愛教大へ通うメインルートは知立からの名鉄バスでしたので、30年前には私にもおなじみの駅でした。ただ私は反対方面からの通学の方が便利だったので、大学の友人と連れ立って遊びに行く時の他はあまり知立を経由したことはありません。そこにトライの西三河事務所があるそうです。
実は、知立駅にはもう一つ因縁があって、それはもう思い出したくもない怖い思い出なんですが、今日は、午前中に面接を終えたらそのまま名鉄本線で名古屋へ向かいます。この殺人的に忙しいスケジュールを本当にこなせるのか、悪夢の再来を招いてしまわないか、内心結構ビビってます。
posted by nora_asuke at 04:41| Comment(0) | #教育