選挙が終わって、予定通りゴールデンウィークが始まりました。 例年この時期には毛布を洗って片づけるのですが、まだまだ肌寒いので家人の反対にあい諦めました。しかし、キッチンに出してあったストーブは灯油を使いきって片づけました。他にも選挙期間中棚上げしてたいろいろなことを次々にこなして、今日はそれら片づけたものを「リサイクルの家」に運ぶ予定でしたが、さすがにくたびれモードに入ってしまい、今日は午前も午後も1時間ずつお昼寝しました。選挙に加えて大地震がありましたので、よく平静を保っていられたと、不思議なくらいです。 ところで明後日、我が家の茶の間にエアコンを取り付ける工事をします。
全国的に省エネが叫ばれている昨今ではありますが、我が家には我が家の事情があり、おばあさんのためにエアコンをつけることは昨年からの懸案でしたので。そのかわりちゃんと省エネタイプの物を選びましたよ。 おばあさんという人は、よそ様がAだったら我が家もA、よそがBだったらうちもBという、ひたすら横並び志向の人です。そして、昨年はご存じのとおり猛暑でしたので、ご近所に2軒ほど「若い衆がクーラーをつけてくれたげな」とういう話を聞いてきたようです。それは間接的に「わしも欲しい」というおばあさんなりの要求の仕方なのです。そういうふうに受け止められるようになるまで20年かかりました。
ただ、その話をおばあさんが聞きだしてきた頃にはもう夏も終わりかげんで、さすがに去年の内にエアコンをつける話にはなりませんでした。しかし、私もできた嫁ですので、今年に入った頃から「エアコンをつける段取りを取らねば」と思っていました。もちろん地震の起きる前です。
そこへ地震は起きるは選挙はあるは、という状態が続いたのですが、選挙の終わったあくる日、夫からおばあさんに、おばあさんの寝室にエアコンをつける話をしたところ、おばあさんは、1番暑いのは午前中仕事をして上がってきた昼時だから茶の間に付けてほしい、と言われてそういうことになりました。 そこで、我が家のかかりつけ電気屋さんに電話すると、今年は震災被害者用の仮設住宅に優先的にエアコンをつけることになっていて、物資の移送がもう始まっているとのことでした。我が家のエアコンは間一髪で間に合ったのです。 被災者のみなさんには申し訳ないようにも思いますが、省エネタイプを選んだのはもちろん、おそらく仮設住宅では使わないような20畳タイプを選びましたので、それほどお邪魔はしてないと思います。
しかし、なんだかんだで3台目のエアコンです。家は古いですが、贅沢は贅沢ですね。