先日腰を痛めてしまいました。大した痛みではないですが、立ち上がる時にはちょっと手を支えにしなければ、という感じです。立ちあがってしまえばほぼ普段通りに動くことができるので、腰を痛めたことは家族には言っていません。というか、部屋で痛めたので、言うことができずにいます。
昨日、いつも行っている整骨院にかかって、しばらく通いなさい、と言われました。痛みがある間は体操もしばらくお預けです。なんかちょっと気が抜けました。毎日「体操しなくちゃ」と思い暮らしていたので。
で、今日は午前中は普通に家事をしていたんですが、午後夫と子どもたちがそれぞれ出かけて、久しぶりに我が家の2階で布団を敷いて横になっていました。あの鬱の日々に戻ったように。あの頃は、辛いと思う気力さえなく、まるで丸たんぼうのように横になっていたものです。鬱病は今や流行り病のように良く知られるようになり、「鬱で1番危険なのは自殺念慮」ということもおそらく1度は見聞きされたことがあるのではないでしょうか。私もお医者様から面と向かって「死にたいと思いませんか」と訊かれたことがあります。そのくらい鬱と自殺は密接です。ですが、鬱の最中よりも、少し回復したな、という頃の方が本当は危険なんです。「怪しい探検隊」の一員でもある中沢先生も、ようやく回復の兆しを見せたと思った患者に自殺されるのが1番辛い、と書いておられました。
しかし、今回は、鬱で寝込んだわけではないので、寝ながらいろんなことを考えました。連句のこと、英語のこと、ヴェーネレのこと、etc.‥‥。考えただけで、何一つ答えは見つかりません。結局時間がたつのを待つしかないな、と。これだけが結論です。
果報は寝て待て、というところですか。