2009年10月17日

宿題

オーストラリア編、読んでいただけましたでしょうか。久々にまとまった文章を書き終えて、しばし脱力しておりました。
実は、興福寺へ行ってきたんですよね、今週の水曜日に。娘が夏休みに日帰りで行ってきたと言うので、真似をしてみたんですが、はるばる出かけたのに阿修羅様のご尊顔を拝することができませんでした。今日(土曜)から趣を変えて「お堂で見る国宝展」の準備のためにクローズだったんです。まあ、おかげで夕飯までに帰って来られましたので、ものは考えようです。
さて、出立の日の朝にいただいた「内部留保」と「日本憲法調査会」について、私なりに理解していることを書きたいと思います。
確かに「内部留保」という現金はないですね。しかし、大企業のため込みは巧妙に隠されます。それはマルクスの時代から変わらないことです。日本のように発達した資本主義のもとではその巧妙さは一層磨きがかかっているでしょう。だからと言って、企業が悪いわけではないとしたら、この不景気の根源はどこにあるのでしょう。
また、日本共産党は「企業」というくくりで資本家を同列には見ません。むしろ中小の企業にはもっと儲かるようにと働きかけています。「一部大企業」の数パーセントのため込みを使うだけで何十万人の非正規雇用をなくせると言うのが本旨です。
憲法調査会」については、ネットで検索できる以上の情報はありませんが、第二次大戦後に新しい憲法を作るにあたって、GHQからの押しつけ憲法であるという一部の見方に対して、共産党を含む民間のさまざまな団体が憲法草案を持ちよったものである、という見解を示したのが「日本の青空」という映画でした。直接共産党の姿が描かれているわけではありませんが、軍国主義一色だった戦前から突然に民主主義が現れたわけではなく、戦時中を通して良心的且つ先進的な人々がいたことが描かれていたと思います。(山田洋二監督の「かあべえ」も同趣旨の映画でした)。
現行憲法についての共産党のオフィシャルな見解は「一定の民主主義を実現したが、天皇条項など不徹底さを残したもの」(社会科学総合辞典)としています。しかも、その後の安保条約などで民主的な内容が侵されていると考えます。自衛隊の海外派兵などですね。こういう反動的なことには徹底的に反対します。しかし、未来永劫現憲法で行くというわけではありません。
私が渡豪している間に、日本は大きく変わったようです。21世紀が名実ともに新しい世紀になる時代に何かしらの足跡を残すことができたら私としては本望です。
posted by nora_asuke at 16:30| Comment(0) | 無題

2009年10月13日

Garage Sale (in Australia)

いよいよオーストラリア編の最終回です。
「ガレージセール」と言うのは正しくないですね。全て無料で差し上げましたから。
調味料、文房具、衛生用品など、持ち帰れないもの、あるいは持ち帰る必要のないものをリストアップしたところ、かなりのものになりました。私の予測では、私より1週後に入学してきた日本人をターゲットに配るつもりだったんですが、やはり信頼関係がないと人様のものを使ってみようという気にはならなかったのでしょう。誰もほしいと言う人はありませんでした。
マンションの右隣の部屋が例のヨルダンボーイの部屋だったんですが、1日早く帰ったJガールズが自分たちの使いきれなかったしょうゆや砂糖を彼に押しつけて行っていて、その調味料が左の部屋のタイワニーズ(男子)に回っていったらしく、彼らは「もう充分」ともらってくれませんでした。
そんな中、クラスメートだったコリアン&タイワニーの二人の女の子が午後4時に来てくれることになっていたんですが、この二人で全て引き受けてもらうわけにもいきません。私はG階でたむろしているアジア系の学生に「しょうゆや砂糖をもらってくれないか」と尋ねて歩きました。そうしたらちょうど買い物帰りの3人連れのアジアンガールが来て、私の話を聞きいれてくれて、そのまま私の部屋まで来てくれました。
3人のうち、二人はタイワニーズで一人がコリアンでした。どうもタイワニーとコリアンはウマが合うようです。彼女たちは私の部屋へ来ると、大喜びであらかた持って行ってくれました。実用的なものだけでなく、エイデンのおまけでもらった文房具キットなどはデザインと実用性に秀でていましたので「It's Janese technolgy.」と、私も大いに自慢しました。
ところが、約束していた方の二人が約束通り来てくれた時には「コショーが欲しいわ」と言ってくれていたにも関わらず、私は先の3人に肝心のコショーをあげてしまっていたんです。まあ、勢い上仕方なかったので。しかし、マンションのエレベーターはセキュリティーカードを持っていないと上階へは上がれない仕組みになっていて、わざわざ階段を上って来て駆けつけてくれた彼女たちをがっかりさせるわけにもいきません。そこで、実際、スーツケースに入らなくてどうしようかと思っていたCDラジオを彼女たちのために置いていこうと決めました。コリアンの方の彼女がこの提案を非常に喜んでくれて「コショーよりよっぽどうれしい」と言ってくれたので、一件落着を見たわけです。
こうして荷物も片付いて、最後の晩ご飯にパンケーキを食べると、見事に私の部屋は空っぽになりました。
その翌日、予定通り帰国して私のロンバケは終わりました。
posted by nora_asuke at 17:34| Comment(0) | 無題

2009年10月10日

シドニー巻き (in Australia)

いよいよ最後の滞在日です。この日だけはオーストラリアのお寿司を食べてやろうと行く前から思ってました。
今や世界的にどこでも食べられるようになった(らしい)「SUSHI」。最初の方で、City Catでお世話になった男性が、「わがまま」というすしチェーンが有名だと言ってらしたので、そこへ行くことも考えたのですが、ブリスベンでは徹底的に土地カンが働かないので、もうCityへ行くことはやめました。その代り、大学に近い二つのスーパーのうち遠い方の近くに「SUSHI 曙」という看板がありましたので、そこへ行くことにしました。
私はいつも早朝に買い物に出かけていたので、その「曙」という店が開いているところを見たことはなかったんですが、日曜の昼時にまさか店を閉めていたりはしないだろう、と時間を見計らって出かけました。着いた時にはまだ閉まっていたんですが、予想通り昼の12時前くらいにシャッターが開き、Asian girlの店員さんがカフェテリア風に椅子やテーブルを店から出してきて店開きを始めました。その店員さんに念のため「Are you a Japanese?」と尋ねると、威勢よく「ハイ」と答えていただいて、店のオーナーシェフも日本人であることがわかりました。
そこは「曙」だけでなく、カレーやサンドイッチなどの店も共同でやっているようなフードコートになっていて、見た限りでは日本人の客は私一人でした。オーナーと言うよりご主人ですね、ご主人は私がShafstonの学生である、と言うと「時々いらっしゃいますよ、そういう方が」とおっしゃいました。出身は東京だそうです。
私は注文の仕方がわからなかったのでそこから尋ねたんですが、まあ、日本のすし屋と同じルールです。回転寿司ではない方の。
まずはトロとサーモンとエビを頼みました。おいしかったです。なんか、お茶やみそ汁も有料だったのをサービスしてもらっちゃって申し訳なかったですが、おしぼりはなかったですね。持っていたウェットティッシュを使いました。次に、ご主人のおすすめを聞くと「シドニーロールはいかがですか」と言われました。「カリフォルニア巻き」と言うのはもう日本でも食べられるようになりましたが、「シドニー巻き」と言うのは初耳です。説明によると、海苔とアボガドを芯にして外側を黒ゴマで巻いたものだそうです。それほど恐ろしいものでもなさそうで、頼んでみました。おいしかったです。店の壁には「スパイダーロール」というウナギのにぎりにマヨネーズをクモの巣状にふりかけたものがあって、大勢だったら頼んでもいいですが、私は一人だったのでそれはやめて、焼き鳥を1皿いただきました。すし屋で焼き鳥が食べられるというのがやはり日本じゃないところですね。これもおいしかったです。最後にいなりずしをいただいて、その日の昼食は終わりました。
posted by nora_asuke at 16:35| Comment(0) | 無題