2008年12月31日

ありふれた大晦日

昨年同様、正月にはお客がありませんので、おせちの気合いが入りません。酢ダコと数の子、あとは昆布巻きぐらいで、あまりにも寂しいので久しぶりにだし巻き卵を作ってみました。
我が家はちゃんとした家なので、大晦日の膳を囲む前に仏前でお経を読みます。仏壇で鉦を鳴らしながら導師の役をするのは亡くなったおじいさんだったんですが、昨年すでにその任に堪えませんでした。昨年はとりあえずおばあさんが教本を見ながら読んだんですが、今年はカセットテープに合わせて、夫が読みました。フルコーラス聞くと、お経も結構長かったです。
あとはすき焼きをつついて、紅白を見る。非常にありふれた大晦日です。あわよくば札幌へ飛んで行こうかともくろんでいたんですが、北海道はすごい吹雪のようですね。MEN☆SOULのカウントダウンが無事成功するよう祈りつつ、私は定時に就寝します。おやすみなさい。良いお年を。
posted by nora_asuke at 21:49| Comment(0) | #家族

2008年12月30日

訃報

今日、大学時代の同級生から手紙が届きました。このところ、毎年3月の最後の週に定期的に女子のみの同級会を開いていて、今年彼女から私に幹事が引き継がれたんです。彼女が、同級生の名簿を作成して、Eメールで私が受け取る段取りだったんですが、12月になっても連絡がないので、ひょっとして私が他のメールといっしょに削除してしまったかと、ケータイにメールしたところ、「夫が余命宣告を受けている」という返信がありました。
これは同級会どころではないなと思って、他のメンバーに電話で彼女の事情を話したところ、「特別なことを考えるより、いつも通りの方がいいんじゃない」と言われて、それもそうかもしれない、と思い直したところへ舞い込んだ訃報でした。とりあえずお悔やみのメールを打ちましたが、本当に何といっていいやら……。
私の所属していた科は、大学(愛教大)の中でも少し特殊な「教育学教室」というところで、免許科目は受験の段階で好きな教科を選べるシステムでしたので、国数英理社、さまざまな教科を専門とする学生が集まっていました。私たちの学年にはいませんでしたが、体育や家庭科などでもOKでした。
件の彼女は英語が専攻で、結婚してからは夫婦で自営の英語学校を経営しており、各種企業へ出前英語講座を行うなど、小規模ながら忙しくしていたようです。このたび、教室を閉じることになって、閉鎖のための手続きなども行わなければならず、ご主人の看病の傍らそれはそれは心労であったろうと想像されます。
彼女の希望で子どもはなかったので、彼女なりの覚悟はあったはずだとは思うものの、今後どうやって行くのか、面と向かっては聞けないです。せめて来春3月にいつも通りに同級会を開き、願わくば彼女が参加してくれること、そうでなくても他のメンバーで彼女を慰める方途を考えられるようになれれば、と思っています。
posted by nora_asuke at 15:02| Comment(0) | #高校時代

2008年12月29日

大掃除

今日は、カーテンを洗ってガラス磨きをしましたので、おばあさんの目を気にすることなくPCに向かってます。と言っても、磨いたのは表の縁側の1番人目に触れるガラスだけで、裏の縁のガラスなど、私がこのうちに来てから1度も磨いたことがありません。おそらく、本気で大掃除をするには業者に頼む他ないだろうと思ってます。
さすがに子どもも成長しましたので、手伝いを頼んでもいやとは言いません。それなりにやってはくれますが、持続するのはせいぜい半日です。息子は先ほど車でたぶんゲーセンへ出かけていきました。まあ、そんなものでしょう。いずれ自分の家庭を持つようになったらいやでもやるようになると思います。
思い出すのは、新婚後初めて迎えたお正月のことです。上の子を妊娠するまでは、二人でアパート暮しをしていましたので、私はその二間と台所のあるだけの住まいを一人で片づけて、お正月らしく花もいけて、しめ飾りも取り付けました。そこへ仕事の終わった夫が帰ってきて、そのまま足助の今の我が家へ帰ってきたわけです。
こちらにはこちらでお正月の準備があるので帰ってきたのですが、私は主のないアパートの部屋が一人でお正月を迎えるのかと(擬人法ですよ)思うと、さびしさが隠しきれませんでした。
しかし、子どもが成長すると、部屋も片付くものですね。昔は、夫が週に2冊の割でコミックの単行本を買って来ていたので、家じゅうが漫画だらけでしたが、さすがにもう、子どもをマンガで喜ばすなどということもなく、子どもたちも欲しい本は自分で買うし、そうするとちゃんと自分で管理するようになりますので、以前ほどには散らばってません。ただ、各々の部屋の中は私はノータッチですので、松本零士のような部屋になってます。それも「自己責任」ですから、私は何も言いません。
実は、おばあさんも散らかし屋なんです。お菓子の包み紙をこたつ布団の下に押し込んだりして、子どものようなことをするんです。それも私はノータッチです。目障りですが口にしません。それが共存のルールですから。そしてストレスをため込むんだなあ。
posted by nora_asuke at 15:44| Comment(0) | #家族